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少年Aの憂鬱 星月

俺には好きな女の子がいる。


星月学園唯一の女子生徒で、
弓道部、生徒会などでも活躍中の
まさに天使、いや…女神のような存在である子…。


夜久 月子


近付きたいけど

学園内では幼なじみの3人が夜久さんから離れないし
放課後は生徒会か部活の奴等がいて話しかけられない。

このままじゃ俺の青春は何も発展しないまま終わるんじゃないだろうか


……
そんな事を考え
慌ててどうしたらいいか悩む。

、だけど低脳な俺は考えても行動にしてみても上手くいかなくて


……
最終的に星月先生に相談して見ることにした


「夜久と仲良くなるにはどうしたらいいか?…だ?」


「はい!」


これでも結構必死なんです。


そんな俺に星月先生はニヤリと笑い、無言でベッドを指差した。
不思議に思いながら星月先生がカーテンを開けるのを見ていたら、


「………な、」


「…すー…」

好きな子が幸せそうに寝ていた。
(しかも微妙に服がはだけてた!)



驚いた俺は顔を赤くしたり青くしたり、
星月先生を慌てて見ると先生はゆっくり夜久さんに近付き、手を伸ばし、額を優しく撫で……


「いい加減起きろよ。俺のお姫様」


夜久さんの唇にキスをしたのだ。


「ッ!!??」


「…これ。秘密な」


先生が唇を離し、俺に向かってニヤリと笑い低く言葉を付け足した


「他の奴等に言ったらどうなるか、わかるよな?」


「ッ」


言えるわけない
言えるはずなかった

失恋した上に失恋した相手は学園長の息子で先生なんだから。


俺の恋は終わったと神様が言った気がした。



(星月先生の袖を掴む夜久さんの表情でこの恋は絶対報われないってわかるから!!)
end
星月先生…なのか(笑)
なんか星月先生の裏が書きたいな…


あきゅろす。
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