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変態悪魔が囁いた 星月


「俺、泣いちゃうかもよ?」


「泣いていいですよ」


その涙が私の為ならいくらでもどうぞ。
あ、
でもセクハラはやめて下さい。
本当お願いします。

*変態悪魔が囁いた*




怪我をした。

まぁほんの擦り傷なんだけど。
星月先生は「女の子は体に傷なんかつけたら駄目だ」とか言って消毒してる。

でも怪我したら先生に会えるじゃないですか。

…なーんて言うわけないけど。



「あのさ、俺お前の肌好きよ」


「先生ってセクハラ?あ、変態か」


「セクハラで変態ですとも」


「バカ、?」


「バカですよー?」


好きだからお前が知らない間に傷作ってくるのがスッゴい嫌なんです。
っと言って傷口に小さくリップ音を立ててキスをした
いきなりの事にピクッと反応した私の頬は熱くて、

そんな私を見て先生は小さく笑って顔を近付けた。




「ね、」


お前を傷付けていいのは俺だけでしょ?



ほら、嬉しそうな顔をして耳元で変態悪魔が囁いた。



誰か この危ない先生を逮捕して!!



(ちょ、なんで太股触ってんですか!!)(触りたいから)(いやいや!やめて下さいよ!)(嫌だー)(ッもう!お巡りさーーん助けてー!!)
end
すみません…!



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