追憶
6
「随分と、面白い事してくれるじゃねーか?」
ペロッ――
ん?
クチュ――
「!」
塞がれている俺の手の腹を舌で舐めている!
擽ったくて俺は手を退けると、異常な行動をする瀬川から離れる。
「ビックリした?」
瀬川は身体を起こすとドアの鍵を中から閉めた。
「お前…っ」
「そんなに脅えんなよ先生?暇つぶしに相手してくれるだけでいいからさ」
「ふざけるなっ!」
コイツは色んな意味で問題児だな…。
「先生若いよね?まだ20代後半になったばっかりぐらい?」
ジリジリと距離を縮めてくる。
「く、来るなっ…」
「俺に逆らうの?仕方ない…。これを使うか?」
――ビビビッ――
「がっ…はっ…」
「ゴメンね?スタンガンなんて使っちゃって。俺先生に一目惚れしちゃったのv」
「ッ…、せ…がわっ」
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