銀色夜話
頓道 嵐＊▼
性別 ♂
年齢 25才あたり
幼少の頃から幽霊、妖怪を目にする。母方からの遺伝によるものだが母親の力は薄い。力に対し楽観的両親を見て、無難に過ごそうと建設会社に就職。が、二ヶ月で退職し探偵になったところで明良に拝み屋業を持ち込まれ、今に至る。
明良とは大学以来の縁。自分を常識人と思い込んでいるが、拝み屋をやっている時点で違う事に、未だに気付かない。
汰鳥 明良＊▼
性別 ♂
年齢 26、7才あたり
多聞寺の破戒僧。僧衣を脱げば一般の若者と大差ない。住職の父に霊力の片鱗はあるものの彼には無く、加えて霊的不感症という特質を持つ。自称他称、顔は良く女性の人気も高い。
嵐とは大学以来の縁。よく変な用事(大体が妖怪絡み)を嵐に持ち込み、嫌がられる。つまりは嵐を拝み屋にした張本人。妖怪、幽霊の類には全く抵抗なし。
法名の｢錬昇｣を｢蓮昇｣に改名しようと、父と対決した逸話がある。
波賀澤 慎▼
性別 ♂
年齢 外見は28才。実際は40才以上と推測
「鬼の鐘声」に登場。
嵐が海山家に訪れる以前に友人達と訪れ、酒を呑んだ事により様々な経緯を経て鬼となる。己の存在に疑念を持ち、明良や嵐に出会って己を許す機会を得た。
能力等は現存する鬼と同等かやや劣るくらいで外見は28才の青年。鬼と化した際に成長は停止した為、実際年齢は40代。その為ではないが温厚篤実。気弱な印象を与えるが本来の気質は激しく、意思のしっかりとした男。
天狗＊▼
性別 ♂
年齢 12才（外見）
鷲鼻森に住んでいたが嵐に出会い、良い餌場として嵐に付いてきた。その力の程は不明。鞍馬の天狗を嫌っている。外見は金眼と八重歯を除けば日焼けした少年だが、中身は天狗にしては若い100才以上。その為、知識は豊富。霊力が弱いと鴉に変化する。
天狗と呼ばれているが名前はあり、「鷲尾天神了護之介駆朗坊」（わしおのてんじんりょうごのすけくろうぼう）。やたら長いので呼ばれない。
槇 孝義▼
性別 ♂
年齢 39歳
嵐とは大学時代の先輩後輩の仲。
浪人の後、一度他の大学に進学したものの教授との折り合いが悪く二年で中退。そして嵐が後に通う大学を受験し、合格。元々がすちゃらかな性格で授業をまともに受けたことがなく、正規テストでは常に赤点だが追試では常に満点という噂。
嵐とは肝試しに誘ったことから知り合いに。自身も見えるが信じようとせず、その類の用件を嵐に持ち込む。なまじ力がある為タチの悪いものが多い。
現在は刑事。字が桁外れに汚く、始末書の始末書を書かされる。
丁
性別 ♀
年齢 26才
日本最古、最大の勢力を持つ鬼の一族「葵」に属する。「葵」は血の繋がりで構成された一族で、政界財界にも強い権力を持つ。
彼女の霊力は強く、一族の中では高位に位置し、丁という官名を授かる立場。よって丁は実名ではなく、本名は不明。ある事件がきっかけで嵐と知り合う。
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