痴少年Hの憂鬱 触って? 「今日から、ボクも高校生かぁ」 ハルカは電車を待ちながら呟いた。 今日から高校生となったハルカは、電車で30分掛けて今まで憧れていた地域では有名な進学高に通いだす。 今までは自転車で15分だった通学時間は一変し、今日からは電車での通学だ。 今日は入学式だというのに、両親は仕事でハルカは一人で高校へ向かう。 ピーー 駅員の笛が響き、滑り込んできたのは学校に着くには早めの通勤快速。 この電車に乗れば30分間ノンストップで学校の最寄り駅に到着する。 「やっぱり、最初は一両目だよね」 ゲンを担いで、受験当日も一両目だったことを思い出して、ハルカは一両目に乗り込んだ。 …そこが、曰く付きの車両とも知らずに。。。 電車の中は、スーツ姿のサラリーマンや大学生らしき私服のお兄さんが主で、ハルカと同じ高校の制服は見当たらない。 ――やっぱり、電車早すぎたのかなぁ。 扉の前にようやく居場所を見つけながら、ハルカは小さくため息をついた。 流れる車窓をぼんやり眺めていたそんな時、ふとお尻にもぞもぞと何かが当たった。 ――?誰かの鞄が当たってるのかな…。 ハルカが身をよじるが、お尻に触れている何かは、ハルカのお尻を追いかけるように再び触れてくる。 ――え?なに?もしかして・・・触られてるの? 電車に出るという噂の痴漢ではないかと疑い始めたその時、お尻に触れていた感触とは明らかに違う意図的な誰かの手が、ハルカの股間に触れだした。 「やだ…」 制服越しに性的な意図をもった手が、ハルカのささやかな膨らみを揉み始める。 そして、ハルカの拒絶の言葉を合図に、すっと手がハルカの四方八方から伸びてくる。 「や、やめてください…」 拒絶の言葉に周りの男たちからは、クスクスと笑い声が漏れ始めた。 もちろん、ハルカの体をまさぐる手は容赦なく、ハルカの敏感な所を攻め立てる。 首筋。乳首。お尻。陰部。他にも脇腹や、太もも、ありとあらゆる場所を大人の男達の手がまさぐっていた。 ハルカは、身をよじって逃げようとするが、後ろに立っている男に抱きしめられながら羽交い絞めにされてしまった。 ぐっと押し付けられた腰には、硬い何かが押し付けられている。 そして、男の熱を孕んだ声が耳元で囁かれる。 「?やめてください?よく言うぜ。この電車が痴漢電車だって知ってて乗ってるんだろう?」 ――え?痴漢電車? 「し、しりません!!ボク。今日、初めてこの電車に…」 ハルカの戸惑いとは裏腹に、シャツ越しに乳首を攻め立てる手は、シャツのボタンを外して直に触れ始めた。 「…ぁあん、やだぁ…」 ハルカの甘い嬌声に、周りの男達の息遣いが一層早まる。 後ろから羽交い絞めにする男の息遣いも早まり、耳元には、ハァハァと荒い息遣いが聞こえる。 首筋に掛かるその荒い息遣いさえ敏感な肌は、ハルカの知らない性感を高めていった。 そして、敏感な乳首を爪の先で弾かれたり、乳輪を優しくなぞられるだけで、ハルカの唇から甘い喘ぎが漏れ始める。 「間違ったとしても、この車両は痴漢専用車両だ。…喘いでるヤツがよく言うぜ。」 男の声を合図に、膨らみ始めた股間を開放すべく、ジジジとジッパーが下げられ下着と共に、下半身が露出される。 下着が下がるその瞬間、ぷるんとハルカの陰茎が外に飛び出た。 すかさず、誰かの手が、ハルカの陰茎を柔らかく揉みしだく。 「見ろよ、こいつのチンポ、ピンク色だぜ」 「こりゃ、まだ、童貞だな」 「オナニーすら知らない、初物かもしれん」 口々にざわめく、男達。 「ダメェ…そんな汚いとこ、触っちゃやだぁ…」 ゆるゆると陰茎を揉まれ、先端からは透明な雫が溢れ出す。 陰茎を揉む指先とは別の手が、袋を手のひら全体を使って揉み上げて、ハルカは、おしっこが出そうになってしまう。 「や、やめてください!も、もう、、、はぁん…ボク、出ちゃいます…」 全身をピンク色に染めて、力の入らない指先が股間を揉む手を止めようと必死に引っかくが、全く無駄な抵抗でしかなかった。 いやいやと頭を振るハルカの頭を固定して見知らぬサラリーマン風の男がハルカの唇を奪う。 舌や口腔内の粘膜をこれでもかと男に弄られ、次第に全身がふるふると震えだす。 「お、でるぞ、もっと触っちまえ」 ハルカの絶頂の兆しを感じ取った男達は、各々ハルカの体を気合を入れて弄り始めた。 「や…、や…、ぁあん…も、だめぇぇっ!!!」 男の指先が尿道口を捕らえた瞬間一杯に膨らんだ陰茎から白いミルクが飛び散った。 ハルカの体を突き抜ける今までに感じたことのない感覚。 痺れるような、でも、甘く、じれったい感覚が、ハルカの体を痺れさせる。 「…ハァハァ…だめって…ゆったのに…おしっこでちゃった…」 甘い吐息と一緒にハルカは羞恥に染まった。 その恥らう姿に男達は、一層息遣いを荒くする。 「おしっこじゃねえよ、それは、チンポミルクだ」 「…ちんぽみるく…」 「そうだ、男はチンポを擦ってチンポミルク出して気持ちよくなるんだ」 「…きもちよく…」 「気持ちよかったら、チンポミルクがでるんだぜ?」 男の言葉を反芻するハルカ。目の焦点は合わず、ぼんやりと電車の窓を見つめていた。 頭の中には、先ほどの、今まで感じた事のない快感が痺れるような甘さを伴ってハルカの心をうずうずさせる。 もっと、触ってほしい。もっと気持ちよくなりたい。 ――この人たちに触ってもらえば、また出るのかな? 「ちんぽみるく、きもちいい」 小さく呟くハルカの声に、男達は、笑う。 「そんなに気持ち良いなら、もっとしてやろうか?」 「おじさんが、もっと良いところ触ってあげよう」 「やべぇ、コイツ、マジで初物かよ?ちょー淫乱じゃね?」 ハルカは、インプリンティングされた雛のように自分の陰茎をゆるゆるとさわると、着ていた新しい制服をおもむろに脱ぐ。 そして、電車の扉に向いていた体を車内に向きなおすと、全身がピンク色に染まった柔らかい肌を惜しげもなく、晒す。 目の前には、息遣いを荒くさせ、下半身から陰部を出し、扱き上げている男達の姿。 「ボクの体、触って?」 それを合図に、男達はハルカの体に我先にと飛び掛る。 先ほどよりも増えた指先や手が、ハルカの敏感な柔肌をまさぐる。指使いも、力もバラバラの男達の手が、ハルカの体の性感を高めようと必死になる。 「っぁああん!いいよぅ!、もっと触って!!」 ハルカが喘げば、男達の指先が、手が、ハルカの肌の上で踊る。 「淫乱な子だ。良いものが引っかかった」 「やべぇ、オレマジで出そう」 「もっとぉ…。ハルカのちんぽからちんぽみるくもっとださせてぇ!!!」 ハルカが、乳首の感覚を追えば、陰茎を一層強く揉まれ、陰茎の感覚に集中すると、お尻や、袋をまさぐられる。 「いいよぅ!きもちぃいいの。ハルカの体触って、きもちよくしてぇ!!!」 ハルカは、最寄り駅に着くまでの30分間、男達に触られまくり、イカされまくった。 「もう、終わっちゃうの?」 最寄り駅が近づくと男達は処理を済ませ、降りる準備を始める。 ハルカがまだ足りないとばかりにため息をつくと、あの後ろで羽交い絞めにした男が囁いた。 「お前がまた来れば、また触ってやるよ」 その言葉だけで、ハルカの股間は甘い痺れを感じる。 ぼーっと今まで起きた感触がフラッシュバックするようにハルカの体を取り巻いた。 「もちろん、その先もな」 男の言葉と共に、通勤快速は、駅のホームに滑り込んだ。 [次へ#] |