俺達の生徒会長様!
2
一方、ツナ達のクラスは…
カッカッカ…とチョークの音が静かな教室に響く…
「じゃあ、獄寺。
この問題を…」
指名された獄寺は、
「……√3だろ」
と素っ気無く答える。彼は眠くてムスッとしながら、
窓の外を眺めている…
周りが「おぉー」と感激している。
「正解だ…、じゃあ次は…山本。」
「え、俺なのな?んーっと…
2?」
「…当たりだ。」
「ははっ、良かったのな♪
勘が当たったのな」
と爽笑している、周りも「あははは」と明る気な声で笑っている。
「次、沢田。コレ解いてみろ。
山本も出来たし大丈夫だろ?」
「え…えっと、」と戸惑っていると、
ピンポンパンポーン♪と放送音が聞こえた。
【1年の沢田 綱吉、獄寺 隼人、山本 武…今すぐ応接に来ないと噛み殺s
3分以内に来ないと怒るからねっ!生徒会長命令ですっ!以上。】
ブチッ、
……………
教室が一気に静まり返った。
そして、沈黙を破るように先生が
「沢田、獄寺、山本…い、行って、来い…」と告げた。
心なしか怯えているようだ。
「や、山本…獄寺君…」
「行きましょう、十代目!」
「行こうぜ、ツナ♪」
「う、うん…(不安だ…)」
(この後、出逢い、再会…)
(そして、大変な自体が起こるとも知れず、)
(3人は応接室へ向う―…)
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