裏地球史ミステリー
アトランティス
アトランティス大陸
アトランティス大陸は哲学者プラトンが知った幻の超古代文明‥
1万2000年前、突如として海中に没したとされる、この謎の大陸について最初に記したのはギリシアの大哲学者のプラトンだった。
彼は、七賢人のひとりだったソロンがかってエジプトの神官から聞いた話しとしてアトランティスの詳細を著書の「ティマイオス」と「クリティアス」に記している。
それによるとアトランティスは海神ポセイドンの子である５組の双子たちが統治する広大な大陸であり肥沃な平野には首都ポセイドニアが置かれていた。
この都市は二重の環状の陸地と三重の環状運河によって取り囲まれており、運河の幅は外側で500メートルもあったとされ、また100メートル幅の水路で外海ともつなげられていた。
平野にはくまなく運河が巡り、それに大きな港が3つもあり、世界中から船と商人が訪れて繁栄していたとされる
この大陸は５組の双子、つまり10人の王によって統治されていたが、その際の基準とされたのがポセイドン神殿のオリハルコンの柱に刻まれた「法律」だった。
彼らは何よりもそれを重んじ、かたくなに守って平和と繁栄を享受していたのである。
ところがそんなアトランティスが突然侵略を開始したとされる‥
やがて巨大地震と大津波が襲い、繁栄を誇った大陸は海中に没した。
これは、プラトンが残したアトランティスに関する記述であり以後、多くのヨーロッパ人の心を惹き付けることになった。
プラトンはアトランティスの位置について、「ヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)」の外側.大西洋のほぼ中心としているが
これは大航海時代に多くの航海者がジブラルタル海峡を越えた動機のひとつとなっている。
(クリティアス)でプラトンは、この失われた大陸の歴史と地理をさらに詳しく物語っています。
そこは.さながら海に浮かぶエデンの園、地上の楽園のような世界が描写されていて島の南端にはアクロポリス(環状都市)が位置しており、その北のほうには高い山々で囲まれた豊かな平野が広がっていたとされる
詩人クリティアスより…
詩は詩人兼歴史家クリティアスより語り出される。
それによると前640年頃の有名な立法家であるギリシアの七賢人の一人ソロンが前590年頃エジプトに行ったおりエジプトの神官から伝説を聞いたといいます
神官の話しによると都市国家アテネが成立した前9600頃、アトランティスはすでに偉大な文明を築き上げていたとされます。
首都ポセイドニアは３つの環状濠と２つの環状島からなる直径２kのアクロポリスで、そこにはポセイドンとその愛人クレイトーを祀る壮麗な王宮や神殿がそびえたっていた。
アトランティス伝説を語る際に避けて通ることができない人物が…エドガー･ケイシーで彼が残した700件にも上回るリーディングの話しも外せません。
アトランティスは現在のサルガッソー海からアゾレス諸島にかけて展開しており全ヨーロッパに匹敵する大きさであったとされます。
アトランティスは現代文明に匹敵する高度な文明を持っており、なかでも特殊な石から生み出されるエネルギーシステムは、一つの文明を滅ぼすほどのパワーがあったとされていて
そしてアトランティスは歴史上３回の天変地異に遭い、壊滅は２回にかけて発生したという。
最後は大陸が多数の島に分裂して…プラトンが述べているように紀元前一万二千年頃に起きた最後の崩壊によって海に没したとされます。
また興味深いことに、アトランティスが滅んだとされる説の約3500年前は世に知られたモーセの出エジプトの時期とほぼ一致してて
聖書の(出エジプト記)には、当時隆盛を誇っていたエジプトが突如おそった天変地異により壊滅的な打撃を受けたことが記されておりまして両者を襲った大災害は決して無縁なものではないかも…しれませんね(謎)
その時代に生まれてはませんから分かりませんよねぇ(笑)
不老不死なら大丈夫ですが…
ヘラクレスの柱の彼方へ
…アゾレス諸島(大西洋
プラトンによればアトランティスは「ヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)」の外側･大西洋のほぼ中心に位置していたという。
この説明を素直にとればアトランティスの位置もおのずと特定される。
もちろんそれは、大西洋のどこか、ということです。
その意味合いで有力候補とされているのが‥「ヘラクレスの柱」に最も違い場所アゾレス諸島付近の海域であります。
そこはちょうど北アフリカのモロッコ沿岸から大西洋に向けての海域で、ここの海域にて海底には不思議な石の壁が連なっており上空からは、まるで都市遺構のように見えるのだという。
また、遺跡だけではなく地質学的にも見ても、ここは、アトランティス沈没の可能性が高い場所とされます。
というのも、この海域では「ドルフィン海嶺」という、海底に沈んだ地殻が存在することが確認されている。
こうした場所は大西洋東部にはここしかないのです。
なお、この海嶺(かいれい)の規模から推測するとアゾレス諸島はもともと長さ100キロ、幅400キロの陸地だったとされます。
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