[携帯モード] [URL送信]

〜闇夜物語〜
足音

自分が全く見えなくなる
少し前に体験した話ですが


今から約八年くらいまえに
以前住んでいた一軒家
での事なんですが……


その頃には父親も
家いたんですけどね…


ある日 父が仕事仲間を
連れて帰ってきたんです


自分も仕事をしてたので
早めに寝たのですが


その夜は
なぜが眠りにくく


かといって半ば
寝てるような 曖昧な
状態でいました



しばらくすると
階段を踏みしめながら


二階へ上がってくる
音がしたんです


父が資料でも取りに
自分の隣の部屋に
行くのかと思って
気にしてませんでしたが…




変なんです!?


電気を点けず
真っ暗な階段を
上がってくるんですよ…


しかも ゆっくりで
一歩一歩ごとに



『ぎしぃぃぃ……』

『ぎしぃぃ』

とやたら間を
あけながら深く


踏みしめて…そんな感じ



[次へ#]

1/2ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!