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∞陰陽道探究∞
符咒の法(ふじゅ)2
【符呪の注意点】

「符咒の法…作法」

まず心身を清めてから
清浄無垢な白い衣装に
着替えてから部屋を清めて
およそこの法を修練する
には、必ず壇(だん)を
たて将を召さねばならぬ。
日の吉日時を選びし
まずは壇づくりから
始める事が必要であり
食物では米や豆や麦

焚くものでは
香りのよい物を選ぶこと
そして清浄なものでは茶
や酒、果物を供え物をする

お香を焚き、謹んで言葉
を述べ礼拝する。

準備が整ったら紙や墨や
硯、筆などの材料を壇の
下に並べる(無理な状態
なら壇の隅でも置く)


そして自ら禹歩(ウホ)を
行い、邪を魔を退けてから
※北斗七星の形を踏む
魔除けや清めの法術の一つ

東方の生気を一口吸って
から「通霊咒等」を唱え
神将の降臨を請う。

(同じ符咒の咒を五回
十回とか咒を唱えて力を
増すこともあるのです)

自らが霊符(符咒)を
するには書くのが
いちばん難しいとされ

ようはこの符を何に
用いるかによって
その観想する、誠心誠意
精神を凝らして咒文を
念じ気を運び集中する

雑念を断って
「自らは神である」と
いう確固たる信念を保ち、
そして精神と気を充実を
させ、一気に書くのが
肝要で、このようにして
書かれた霊符ならば
速やかな霊験は確実に
得られるということも
よく言及される。

霊符は、神秘的な霊力を
もつ神文秘形の組み
合わせからなるものであり
したがって、それを
書くときは一字一筆の
走りといえどもおろそか
にはできない。

霊符の力によって鬼を
使役し、神に通じること
ができるのは、その文字
や図形に、それぞれ霊妙
な意味合いがあるのだろう

また鬼神がまたそれを
知っているからに、
ほかならない。

正しい作法ときちんと
した符なら、鬼神は必ず
やその符に記された命令
に従う。そうでなければ
かえって害を受けること
にもなる。

いってみれば、乱れた心
や乱れた字で書いたり
内容(願い)が意味不明
だったりすると

その無礼さとでたらめさ
に効果は無いのです。

「誠」至誠の念が肝心で
いい加減な気持ちで
書いた符は天に届かず
通じず、なんの力さえも
もたないとされます。

誠の念をもち、自らの
精神を天地万物の精神を
合致させる気持ちだから
こそ、その力がこもるの
ですね。





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あきゅろす。
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