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∞陰陽道探究∞
★陰陽道と龍穴

龍穴(りゅうけつ)とは
道教や陰陽道における
繁栄するとされている
土地のことであります。


陰陽道では尋龍点穴と
呼ばれる相地法で聖なる
土地を捜しだされる。

同じ陰陽の思想である
天円地方から建築物は
方形をなすことが多い。

天円地方「天は円く地は
方形であるという古代の
中国の宇宙論です」
方形は四角形。


そのほか陰陽道では四神
相応などの思想があります

風水では大地の気が吹き
上がる場所とされています
古来より陰陽道では露出
した活断層は把握されて
おり、遷都(せんと)や
神社を建立するに際して

その土地の構造(活断層や山の配置など)を鑑み
陰陽が重ならない土地が
龍穴と選定されました。

日本国内のほとんどの
大きな龍穴とされる場所
では古社が鎮座する

またその土地は天変地異
とは無縁だとされていて

伊勢神宮、唐招提寺
日光東照宮なども龍穴と
されています。


『四神相応』
(しじんそうおう)
は本来、東アジア、中国
において天の四方の方角
を司る「四神」の存在に
最もふさわしいと伝統的
に信じられてきた地勢や
地相のことをいいます。

なお四神の中央(黄竜)
あるいは(麒麟)を加え
たものが「五神」と
呼ばれています。


但し現代では四神と現実
の地形との対応について
中国・韓国・日本とでは
大きく異なります。

平安京の地は陰陽道の
風水思想にもとづいて
選定されました。
陰陽道では青龍、朱雀
白虎、玄武の四神が
それぞれ東南西北に
配されてます。

これを風水思想に当て
はめると
「東」の青龍は川
「南」の朱雀は池、
「西」の白虎は大道、
「北」の玄武は高山と
なる。

すなわち…東に川、南に
池、西に大道、北に高山
を配した地こそが
理想の地相となるわけです
これが、四神相応の地と
なるわけです。

平安京でいえば
東の鴨川が青龍
南の巨椋池(おぐら池)
が朱雀、西の山陰道
が白虎で、北の船岡山が
玄武ということになります

中国での風水における
四神相応は、背後に山
前方に海・湖沼・河水の水
が配置されている
「背山臨水」の地を、
左右から砂(さ)と
呼ばれる丘陵もしくは
背後の山より低い山で
囲むことで
(風を蓄え水を集める)
の形態となっているもの
をいいます。

この場合には四神は
背後の山が玄武、前方の
水が朱雀、玄武を背にし
左側の砂が青龍、右側が
白虎となります。


但し現代では京都の
巨椋池が完全に干拓され
てしまっているために
京都の四神相応は破壊を
されています。

これが、どういう禍を
その地域やまわりに
招くか…



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