[携帯モード] [URL送信]

∞陰陽道探究∞
晴明と陰陽道の精髄
晴明を分析解釈する
と彼が生きた平安京は
源氏物語に描かれる華麗
な王朝ロマンや栄華を
想像したりしますが

陰陽道の祈祷術は人を呪
い殺す呪咀を生み出して

人々の憎悪の怨念が
渦巻きて闇まみれていた
同時に魔都で怨霊が
跋扈(バッコ)する恐るべき
時代でした。

晴明は式神や祈祷を駆使
した華麗な霊戦と高度な
専門知識で運命の
コンサルタントでもあり
高級官僚と天文博士でも
ありましたが

古代には魔物と対等以上
に渡り合うには魔物の種
を授かってなければなら
ないという発想があります
そこから晴明は化生の者
(魔者)と噂されました。
また孤独な存在でもあり
純粋な性格で、占いの
道具の式盤を駆使して
天地異変に吉凶の判断を
下し祭事、行幸「天皇が
各地を訪問」の日時を
秦上したりする仕事は
俗説ではなくて多くの
史実として史料に記録
されてます。


これらを分析すると
阿倍晴明は希代の霊能者
異形の人であるいっぽう

政府(朝廷)に努める
高級官僚でした
それが俗説の尾ヒレを
とりはらった実像になり
ます。

しかし…高級官僚で
あるが素性は一切詳しく
語られてません、謎が
多き人なのです。

ですから、我々現代人
からは当時…平安京や
平安時代はみれません。

霊感があり霊視で過去世
を見れる人もいるでしょうが…

普通には無理であり
生まれてないのですから
遥か過去は記録でしか
垣間見れないのです。

真実は歴史の闇のなかに
埋もれたまんま、晴明の
真のルーツは誰一人とし
て語れないのでしょう。

輪廻転生した人がいて
その人が本物の晴明さん
の転生、生まれ変わりで
あるならば断片的に思い
出すこともあるかも…

ですから…(古代幻視)
なのです。




[*前頁へ][次頁へ#]

2/12ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!