∞陰陽道探究∞
平安京と陰陽道３
平安京が魔都とされた
のは誹謗、批判など人の
憎悪の念が飛びかい
また呪咀や呪殺もカゲで
数知れず…
魑魅魍魎が、いたる
場所で出現して
それらの侵入を封じる
ために設計して遷された
の、四神相応の地でした。
魑魅魍魎
[ちみもうりょう]
と人々がともに生きた
時代だったのです
(怨霊を恐れて選ばれた
四神相応の地…平安京）
平安時代に限らず
古代人は、生きている
人間たちが住む人の世
人界はモノノケたちが
棲む魔界と境を接して
いるものと考えていた。
平安京に散在する魔界の
スポットは、人界と魔界
を結ぶ秘密のゲートを
意味していました。
それらのゲートは
井戸、橋、四辻、門
大内裏の四隅など…
あらゆる境界に生まれる
ものと信じられていた。
古代人にとっては、
魔界は冥界と同一でした
魔物が棲む魔界と人間の
霊魂が住む冥界は
人知を超えた異界という
意味で一体となってました
魔界スポットは、人界と
魔界のボーダーで
あるとともに、この世と
あの世のボーダーでも
あったのです。
平安遷都…
遷都（せんと）
都をうつすこと……
天文学的浪費だった
平安遷都（せんと）の
理由、平安時代の
たくましく、アブナイ
ボーダーラインを
これから案内いたします。
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