∞陰陽道探究∞
陰陽道のルーツとは
中国の春秋戦国時代には
諸子百家と、いわれた
この時代には・・
百種類の思想が生まれて
その中に陰陽家という
思想家集団がありました。
それが陰陽道の源の
始まりでありますが
ただ、中国には遥かに
昔から陰陽道の元になる
思想は綿々と連なって
たとえば道家も儒家も
みな思想的には関連した
のです。
根源は宇宙太極ですね
道家ではタオと言います
が、その根源的なものが
太極と呼ばれいて天と地
に別れて陰と陽になり
男と女になる。
そのような地上の相対性
宇宙の相対性が原理の
始まりと説きます…
陰と陽からさらに宇宙、
地球の構成要素としての
五行というものが考えら
れました。
その５つの要素とは何か
木、火、土、金、水です
更に九星という九つの星
などから次第に十二天将
二十四節気と別れていって
暦になっていくわけです。
そこで人間の生活の様々
な理(ことわり）を暦で
表現していく、そこから
人は天地自然の大きな
働きの中でいかされる・
エレメントの一つである
という考え方にいきつき
ます、ですから……
大自然の摂理に逆らわな
いでうまく、それに
のっていけば必ず健全な
人生が送れ運命も開けると
いうのが陰陽道の考え方
あります
日本に伝来したのは
七世紀の初頭といわれて
推古天皇の時代に
百済から来朝した僧に
よってから、天文道
暦道、地相学、占星術
加持祈祷が混交した道教
が日本に伝来しました。
この道教は万物の生滅の
変化は
『木、火、土、金、水』
の五大エレメントつまり
〈要素〉の流転によって
もたらせると考える
陰陽五行説を含んでい
ました。
これが陰陽道の基盤です
陰陽道とは一口にいうと
その陰陽五行説が中心軸
になって道教の天文地理
暦、呪術をのみこみつつ
国家の政治、軍事テクノジーとして技術的に確立を
された学問の体系です。
そして時代とともに
次第に俗信化しました
宮廷・公家の日常を物忌
方違えなどの禁忌で左右
した。
陰陽道は、あらゆる呪術
の集大成というべきで
多面性があります。
守備範囲は、天文
(太陽、月、木星、火星
金星、水星、土星と星座
を観察)その異変を吉凶
を判断なり
暦、占筮〈竹で占う〉
相地から、兵法、災禍を
祓う祈祷、呪咀、禁断の
呪殺の術まで及びます
それこそ、陰陽道に
ついて語ろうものなら
無限の奥深さがあり
ます。
［次頁へ#］
[戻る]
携帯モード]
[
URL送信]