[携帯モード] [URL送信]

∞陰陽道探究∞
陰陽師が用いた呪法3
祓い(はらい)
祓いは凶兆や魔性を
退ける伝統的な呪術
になります。


《六壬式盤》
(りくじんちょくばん)

天変地異を察知したり、
吉凶を判断するための
道具で[式占]を
行なうためのものです

地を表す與(よ)と
呼ばれる台座と湛
(たん)と呼ばれる円形
の天板で作られ、

星の宿り、刻、場所と
吉凶の相関関係が記さ
れてる

※現代風に言えば魔法の
ボードです(笑)

また…土台となる
方形の盤を方盤中心に
ある丸い盤を円盤と言い

方盤のふちには八卦
干支、二十八宿
(二十八に区分された
星座群)の組み合わせが
書き込まれていて、

円盤には十二天将(星)
干支が円をなして配置され
円盤は、中心に北斗七星
を図案化した絵図があり
方盤の中心に立てられた
軸に、はめこまれていて
指で、はじくと軽快に
回転する。

停止した位置に重なる
八卦、干支、二十八宿の
相関関係を読取ります

これを用いた占いが
六壬式占
(りくじんちょくせん)
と言います。

六壬式占は晴明が使い手
で、じつは、晴明が
朝廷の官吏として最大に
技能を発揮したのは
六壬式占においてです。

彼は式神を操り式盤で
天変地異の予測をしました

※奇門遁甲の術

陰と陽の二種の気の変化
に乗じて身を隠したりする
《遁甲式盤》
…奇門遁甲の陣…

元来は諸葛孔明が
編み出した兵法の
(八陣の図)に由来します
陰陽二気の動きに応じて
身を隠したり災禍を回避
するために使われます

遁甲式盤/
[とんこうちょくばん]

八陣の図に倣って八門が
表示された盤で
天の九星、地の八卦に
助けを借りることで
八門遁甲と言われます。

八門は(各方位への
出入口)を閉じたり開く
「奇門遁甲の陣/八門」
に使用します。

八門(景門・開門・死門
生門・杜門・驚門・休門
・傷門)

などなど、そのすべてを
語ろうとすれば、
それこそ沢山あります
なお、阿倍晴明などの
陰陽道ではセーマン
(五芒星)やドーマン
[九字]を符呪(呪術)に
使用しますが、西洋魔術
と混同類似していて
陰陽道にも魔法円が
存在する








[*前頁へ][次頁へ#]

9/17ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!