1-C[1年crazy組] 0.18 「待て飛段」 角都がそれを制した。 「この小僧の言っていることにも一理ある」 「ゲハッ!何だよ角都ちゃんよォ!!」 「こんな所で争っても何も始まらん」 「そうだけどよォ」 「異世界に来てしまった以上、情報がないと困る。それを集めるためには大人数の方がはかどる」 「ハァ、分かってくれるやつがいて助かったぜ。んじゃあこれから木の葉&暁+αで…」 「ちょっとォ!“+α”だなんて酷いんじゃなくて?」 シカマルがまたもやめんどくせーという表情になった。 異論をとなえたのが大蛇丸だったからだ。 「けっ、お前も生き返ったのか…大蛇丸」 ついに永遠の17歳、サソリが口を開いた。 「…それと、隣のメガネは誰だァ?」 「カブトだ!一応、昔はアンタの部下だったんだけどね」 「・・・?こんな奴いたっけ…?」 「サソリの旦那・・・本人の思い込みじゃないのか。うん?」 「だろうな」 何ともかわいそうなカブトだった。 「・・・ま!これだけいれば早く情報が入るんじゃナイ?」 「早速情報集めでもするか」 「キーワードは稲葉高校だ。」 「…では・・・散!!」 カカシの声で皆、それぞれの方向へ向かって散った。 木の葉の人達はフォーマンセル。 暁+αの人々はツーマンセルで情報集めに向かったようだ。 [←][→] [戻る] |