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黒白ノ風
568 意外
 「うん。」
危ねー…


 「我も、サチも気を抜きすぎていたということだな…」

 「そだね・・・白の言葉が無かったらやばかったわ…」
そういえば白のとこ森に置いてきちゃった…
何してるかな…





 「我としたことがな・・・」
真白は俯きながら悔しそうに呟いた。




 「ま、まぁ、結果的には大丈夫だったんだから…」
 「一歩間違えれば大惨事だ」

 「・・・」
それもそうだけどさ。






真白は自分が木の葉の里に対してあまりにも無関心だった事に悔やんでいるのだろう。






微妙な場の空気をとりもつ為に言葉を発してみた。
 「・・・んーと、…とりあえず私はペインと直接話してくるね」


 「我も行こう」





 「・・・」

 「・・・」


 「…ん〜と、何で?」






 「問いたいからだ

 ・・・木の葉を襲う理由をな」





 「・・・まぁ真白がそう言うなら別にいいけどさ」




 (理由次第では八つ裂きだ)


 「・・・ウン。」
真白サン、会話術で本音もれてマスよ…



 (まぁ冗談だがな…)

 「・・・」
だったら言うなよ…
まじ真白たん怖いよ。



しかも、このぴりぴりした喋り方は結構キレてるよ…



今の真白とはペインのところには行かない方がいいな。

 「んでもさ…「ゆくぞ」…ハイ。」
真白には逆らえなかった。

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