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黒白ノ風
567 双方
 「大切な場所だな。我を受け入れてくれた唯一無二の里だ。もし本当に緊急事態にでも陥ったら我の命をかけてでも守りたいものだ」








 「・・・」
そんなに木の葉の里が好きなのか。



 「じゃあなんでペインが侵入しているって分かっていながら何もしなかったの?」

 「逆に質問するが、おぬしは我が木の葉の里にいるということを分かっていたか?」
 「・・・ん、うん」

 「それと同じだ」






 「は・・・?」
同じって…
私が木の葉の里に真白がいることを分かっていることと、真白が木の葉の里にペインが侵入したのを分かっていたことと…同じ?

うわ、こんがらがってきた。





 「サチが木の葉の里の近くにいることが分かっていたからペインとやらをおぬしに任せたのだ」


 「・・・」
つまり、


 「ペインは私が何とかするとでも思ってたってこと?」
 「ああ」








 「・・・」
 「・・・」

 「・・・」


 「まさか、おぬしもペインは我がどうにかすると思っていたのか?」


 「えぇ、そうですけれども」


 「・・・」


 「・・・。」

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あきゅろす。
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