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黒白ノ風
560 本題
 「・・・」
…少し、反応したか。



僅かな反応をのこしたまま、ペインは何食わぬ顔で口を開いた。
相変わらず、無表情をそのまま顔で現したような表情をしている。
 「…一体何のことだ?」

 「しらばっくれなくていいよ。今ここにいるペイン6人はここから少し離れた場所で長門さんが操ってるんでしょ。黒いチャクラ受信機で」
これは私が以前から知っていたことだ。
まぁ、知っているからといって特に対処法もない。

もし一斉にかかってこられたらどうなるのかも分からない。





ペインは少し固まり、饒舌な私への対応を少しだけ考えてから諦めたように言葉を続けた。
 「・・・…なぜ知っている?」
 「さぁ…?そこに小南お姉サマもいる。当たり?」
 「あぁ」



 「…でさ、突然の交渉だけどさ。木の葉の里からは手を引いてもらえないかな?危ないから」
私のことにあまり触れないようにしたまま本題を投げかけた。


 「お前はどこまで知っているんだ…」  「自分でもよく分からないけど、ほぼ全部…かな?」


 「大した自信だ。ではオレが木の葉から手を引いた時の見返りは?」
 「ないよ。」



 「…それは交渉とは言えない」

 「そっか。じゃあ質問ばかりで悪いけどさ…ナルトと自来也サンは?」

私が一番聞きたかったこと。

ここにペインがいるということはナルトと自来也を倒したか、うまくかわしたということだ。

殺気を飛ばし、口元を吊り上げながら静かに問いた。

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あきゅろす。
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