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黒白ノ風
471 見違
 「・・・お前は…」
 「久しぶりだねサチちゃん」
前会った時より雰囲気が変わった。
しかも気配が一切読めない。
チャクラもはかりしれない量になっている。
私が知ってる眼鏡をかけた嫌なやつ…
 「カブト…何でここにいる?」
そう、カブトが瓦礫の上に佇んでいたのだ。

 「ちょっと用事があってね」
 「・・・これをやったのはお前か…?」
この場所で宿をこんなめちゃくちゃにするようなチャクラを持っているのは私の目の前にいるコイツだけ。
答えは分かっている。
だけど聞いた。
 「そうだよ。…って言ったらどうする?」
ガッ
 「サスケ達をどこにやった!!?」
カブトの喉元に手を当てた。

ゴッ
そのまま頭を後ろにあった壁にたたき付けてやる。


 「ハァー、やれやれ…」
 「・・・!」

 「いきなり酷いなぁ」
 「!?」
カブトにダメージは、ない。

どう見ても私が有利だということが分かるというのに、カブトは長い舌出して余裕のある風に私を見遣った。

 「ほら、サスケ君ならいるよ」
 「・・・」
そうやってカブトが指差した先には…

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あきゅろす。
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