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黒白ノ風
466 気付
あのプリン事件の直後に香燐と水月になんだかんだでヨーグルトやらゼリーやら買わされた。
まぁ何度も思うが暗部で稼いでおいて良かったと思う。

いざという時(?)に役に立った。
…ような気がする。


その後3人で部屋へと戻り、枕投げをした。
最初、サスケはめんどくさがって私たちを止めなかったがなぜか途中で重吾の呪印が暴走したため止む終えず重吾を止めてから私たちに説教をした。

まるで修学旅行のようだった。
クラスメイトが香燐、水月、重吾で引率の先生がサスケだ。
・・・まぁとりあえず楽しかった。



 「…あ。」
そして今布団に入って寝ようとしたのだが、風呂に入っていないことに気付いた。

旅館に泊まって風呂に入らないなんてみたらしの付いてないみたらし団子と一緒ではないかァ!!
…なんて意味不明なことを思いながら必要なものを持って部屋を出た。



ロビーは殺伐としており、ただ明かりが灯っているだけだった。
人の気配はあまりない。
ここがこの有様ならきっと風呂は貸し切り状態なのだろう。
心を踊らせながら受付を通り過ぎて風呂ののれんをくぐった。

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あきゅろす。
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