黒白ノ風 408 疲労 「・・・疲れた…」 そう呟きながら地面に腰を下ろす水月。 私が先程あげた飲むヨーグルトをすすっている。 「私も疲れた…」 私もその隣にしゃがみ込み、ため息をついた。 そして布団のシーツのみを口寄せし、下に敷いてから持参したみたらし団子を頬張る。 「だらしない奴らだな!北アジトまでまだまだだぞ!」 「・・・」 …あー香燐はしっかりしてるな。 ・・・でも、香燐はツンデレだからな… 注意すると見せ掛けて・・・ もしや、みたらし団子が食べたいのか!??そうなのか!?v 何だか見当違いなことを思っている私である。 「…香燐も食べる?」 そして団子(あんこ)を突き出しながら一言。 「・・・お前は馬鹿か!何でこんなとこに団子なんか持って来てんだ」 しかし拒否された。 [←][→] [戻る] |