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黒白ノ風
384 任務
3年前、中忍試験が始まったころだったか…

そのころ、今まではナルトにまわしていた暗殺という任務も受け持つようになっていた。

慣れてはきていた。
しかしその日の暗殺任務は何故かナルトと共に任務の編成がされていた。

私の場合、何を仕出かすか分からないため、任務は常に単独で行っていた。
今思えばそんな奴まで所属している木の葉の暗部不足は深刻だったのだと思う。


―――

いつものように言われた任務を進める。

森を駆け、気配を探り、私は暗殺の対象となっている者を確認した。


ナルトも同じようにターゲットを確認し、
 (…お前は手を出さない方がいい)
そうやって会話術を飛ばした。

 (…?…ぁ)
私は何故かと聞き返そうとした。
しかし、電光石火の速さでナルトはそのままターゲットへと接近。
 「!!」
ターゲットがナルトの存在に気付いた頃にはもうすでに銀色の刀が心臓に一突きにされていた。


 「ぐくっ…」
ぐらりと糸の切れた人形のようにドサリと倒れ込む。

 「・・・」
流石に早かった。
2人で来た意味がないのではないかと思われるほど迅速に片付いた。
どこかでほっとしていたのかもしれない。

あとは死体の処理のみ。

そんな時、私はあることに気付いてしまった。

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あきゅろす。
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