黒白ノ風
369 作戦
飛段が埋まっているであろう場所の近場にはシカマル・・・そしてサイとサクラがいた。
茂みから敵の様子を伺う角都。
静かにこちらを見ると問いてきた。
「…俺は行くがお前はどうする…?」
「・・・」
…行かなきゃ。
いずれサクラ達も私が木の葉を裏切ったことを知るだろう。
遅かれ早かれ・・・
…サイとサクラは戦っているうちにいずれボロが出る。
問題はシカマル。
分析能力と影はとても厄介だ。
サイ、サクラの2人と対に戦闘時間が長引けば長引くほどシカマルは最善の作戦を練ってくる。
「…私ももちろん行くよ」
「・・・そうか…一度戦ったが、あの影使いは中々厄介だぞ」
「知ってるよ。私はその影を使う奴をやるから後の二人お願い」
「分かった」
私は角都よりスピードがある。
それは角都もよく知っていることだ。
一度アイコンタクトをとってから私達は茂みから飛び出した。
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