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黒白ノ風
351 謝罪
・・・まぁ、とりあえず。
 「すいませんでした」
深々と頭を下げた。
 「・・・人が気持ち良く眠ってんのにいきなりドアがぶっ壊れたと思えばお前とナルトが部屋に侵入。手近な場所にメガネあったから変装に使えると思ってかけてみれば、ご丁寧に鼻とヒゲ付き。そのままナルトに襟首掴まれて挙句の果てには
“まぁあのサスケがこんな馬鹿みてぇな格好するわけねぇってばよ”
・・・だと??」
 「ホントにすいません」
 「フン…まぁいい。ばれなかったしな」

 「そういえば何でナルトはサスケだって分からなかったんだろ?」
腐っても暗部、チャクラを感知する能力は高いはず。
 「あのナルトだ。分かるハズがない・・・だが、そのナルトが今までオレが見てきたナルトだったらの話だが」
 「・・・それは、どういうこと?」
 「一瞬だがあのナルトでは考えられないほどの殺気が漏れていた」
 「・・・」
 「サチの家に来た時から気になってはいた。隣の家の住人が毎晩になると出かけていき、血の臭いを纏って帰ってくる。よくよくチャクラを探ってみればそいつはナルトだった」
 「・・・」
流石サスケといったところか。
 「あいつ…暗部だろ」
 「・・・」
そこまで分かったのか…

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あきゅろす。
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