[携帯モード] [URL送信]

黒白ノ風
302 強制
 「とーちゃっくv」
何だか懐かしい風景、落ち着く空間。
大蛇丸との戦闘を終えた私はサスケを背負い、瞬身の術で自分の家へと帰ってきていた。

 「・・・オイここはどこだ?」
 「家だよ」
 「見ればわかる。誰のだ?」
 「私のv」
 「・・・ってことは木の葉の里か…」
 「・・・」
 「・・・」
 「うわーいvサスケが帰ってきた〜v」
 「てめぇが勝手に連れて来たんだろうが!!!」
 「そんなに興奮すると傷口がひらくぜv」
 「傷なんて負ってねぇだろうが!全くお前は!これだから・・・はぁ…」
サスケは言葉を言いかけ、盛大にため息をついた。
私に何を言っても通用しないとよく知っての行動だろう。

 「サッスンため息、幸せ逃げるぞ〜」
 「サチの近くにいる時点ですでに逃げているようなものだから別にいい」
 「うわヒドッ」

 「まぁ、それは置いといて…っと。何でオロッティーのアジトから私を帰そうとしたの?」
 「今日あった出来事の通りだ」
 「・・・あのさ、柏一族って何?」
 「…チャクラコントロールに長け、5大性質をいとも簡単に使いこなす…いわば最強の一族だ」
 「何でサッスン知ってんの?」
 「大蛇丸の寝室をあさってたらそのことが書いてある文書が出てきたからだ」
 「…そなんだ」
勝手にあさるなよ…

・・・それでオロッティーが勝手に私がその一族だと勘違いして私を狙った…ということかな…?
…でも、ホントに勘違いかな…

腐っても伝説の三忍。
こんな間違いを起こすものなのか…

[←][→]

21/48ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!