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黒白ノ風
282 事始
天地橋の任務を無事遂行した私達。
サイも日に日に第7班という環境に打ち解けているような気がした。

一方、7班で通常任務を遂行しながら私は頻繁に大蛇丸のアジトへと通うようになっていた。
サスケと修業をするためである。
ナルトの言う通り、サスケは尋常ではない早さで成長していた。
スピードがハンパではない。
私と同じがそれ以上といったところ。
定番の森で修業し、そのことに気付いた。

しかし、そんなサスケとのエキサイティングライフの最中の出来事である。
 「サチ…」
 「ん?」
 「もうここには来るな」
サスケがいきなりこのようなことを言い始めたのだった。
 「…冗談キツイっすよ。それより、今日の夕飯何かなー?」
私はそれを軽く流し、夕飯の妄想を巡らせる。
みたらしだんごとかみたらしだんごとかみたらしだんごがあったらいいなー。
カブトの作る食事は何気おいしい。
地味に料理ができるメガネ…私の中でのカブトのイメージだ。

 「・・・帰れ」
しかし、私の思考とは裏腹にサスケはいきなり殺気を放ち、瞳に写輪眼を浮かべた。
 「・・・」
…どうしたんだろう。

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あきゅろす。
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