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黒白ノ風
276 寝顔
まさかナルトがサスケを認めているとは…
思ってもいなかった。

それにしても、まかせとけ!
…なんて言っちゃったけどさ。
何をどう任されたつもりになってんだろ。
連れ戻すことを?
んでもこれはサスケが望んでなった経緯であって…
どうすればいいんだろ?

そんな思考を巡らせているうちに大蛇丸のアジトへと到着していた。
 「・・・」
…着いちゃった。

薄暗い通路が緊張を引き立てる。
サスケの部屋だ。
あ、寝てるし。
 「おはよ〜ございま〜すv」
 「・・・」
起きるわけないよな。
寝顔でも拝んでおくか。
 「…ふふっ」
少々にやけつつサスケの顔を覗き見た。
ぱちっ
突然サスケが開眼なさった!
そしてすぐに眉をひそめながら口を開いた。
 「何してんだてめーは」
 「綺麗なお顔があったものでつい…」
 「・・・何しにきた?」
…ナルトからたのまれたこと・・・強引にはできないから、一応聞いておくか。
 「サスケさ、木の葉の里に帰る気ある?」
 「突然だな…まぁ、今は・・・」

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あきゅろす。
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