黒白ノ風
268 超…
「ほっ!…と」
取り出したマヨネーズに自らのチャクラを流す。
そしてそのまま地面にマヨネーズをぶちまけた。
マヨネーズはいきいきと茂るいたいけな草の上にぼとぼとと落ちていく。
「超マヨ偽画!」
ここで響いたのが私の声。
すると何の変哲もなかったマヨネーズが動き始めた。
うごうごと地面を這うようにマヨネーズはゆく。
まるで蛇のような外郭をしていた。
「うわ…きもっ!!」
発動した本人がこのコメント。
「・・・」
サイの超獣偽画を真似てマヨネーズでやってみたけど…
…おい、キモい…きもいぞ。
・・・うん。
あ、でもよく見たら愛嬌があるような…
今が旬のキモカワかv
うんそうだ!
これは自分がしでかしたこと。
なのでそれを否定する自分を何とか抑え、納得してみた。
「いけ!君に決めた!…まきつく!!」
私はマヨネーズ(?)に指示を出す。
するとマヨネーズは目にも止まらぬ速さでヤマト隊長のもとまで向かった。
「…うわ」
私の予想外の行動をア然と見ていたヤマト隊長はこれまたマヨネーズの予想外な速さを前にして避けれるはずもなく、いとも簡単に巻き付かれてしまっていた。
「おぉ!ナイス!!」
「・・・?」
ツルッ
少々もがいたヤマト隊長。
すると捕まった時と同様にいとも簡単にマヨネーズの縄から抜け出してしまった。
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