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黒白ノ風
256 過契
火影邸を後にした私とヤマト隊長。
集合場所へと向かい、ナルトとサクラと合流し、顔合わせを終えた。

その際…
 「やぁナルト、久しぶりーv」
…と、片手を挙げながら軽く挨拶したところ、光の速さでやってきたサクラにぶん殴られた。
その後耳が痛くなるほど説教をされ、サチらしいなどとけなされ、解放された。
やることなすこと全て綱手お姉サマと一緒だったところが流石師弟といったところか。

 「よし!ではカカシ班これより出発する!」
ヤマトの声と共に新カカシ班は天地橋へと歩を進めたのであった。
 「ねぇ、KY〜」
少し歩いたところでサイに話し掛ける。
KYとは以前出会った時、私が勝手につけたサイのあだ名だ。
 「…なんです?」
返答したところを見るとKYの意味を未だ理解していないようだった。

 「墨絵教えて?」
これも以前会ったとき約束したのだ。
 「・・・この任務が終わってからでいいですか?」

 「うん!」
…ついでに超獣偽画も教えてもらおうかな。

期待に胸を踊らせていると
 (知り合いか?)
隣から苛立ちの混ざった会話術が飛んできた。
ナルトだ
 (荒れてるねー)
 (アイツ、気にくわねぇ…)
苛立ちが私にまでも伝わる。
横に目をやると眉間に皺をよせながらサイを睨みつけるナルトの姿があった。

 (・・・)
ナルトがこんな感情的になるなんて久しぶりだな。
これは…何かサイに言われたのかな…?
あぁ、そうだ。
・・・そういえばチン〇付いてんですか?
って言われていたような…
気にしているのか?
そうなのかナルト!?

ここは、はげましておくか。
 (…大丈夫だよvナルトは健全な男だかんね)
 (オイ、それはどういう…)

 「そんなにジロジロ見ないで下さい。ぶん殴りますよ」
先程からサイを睨んでいるナルト。
流石にうざくなったのかナルトに言い放った。


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あきゅろす。
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