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ただいま!核は無事だよ!

核は無事に、任務を終えた
だから暖かいお出迎えをして下さい。


「殺されてーか、名前」


それは果てしなく無理だった。


「そもそも殺されそうなくらいズタボロなのはどうしてだ。まさか俺の体で苦戦したって言う気じゃねーだろうな」


そのまさかとは言えず。
結局、傀儡一つを操る事も出来ず核一つを守り切る事だけで精一杯だったと言ったらこの人に殺されそうだ


「大丈夫だよサソリさん!核はこの通りだから!」

「殺されてーか」

なんて言わなくても殺されそうだった。

「俺の体で好き勝手するなと忠告したはずだよなァ」

「それも大丈夫だよサソリさんデイダラの前で女口調は控えたから!」

「ああ、確かに一度目の忠告はその意味だったが……今言ってる意味がテメーには分からねーのか?」


つまり好き勝手にするなと。
「ごめんなさい殺さないでサソリさん」


ズタボロな体はサソリにとって、死と同じくらいに屈辱的な姿だったらしい。

「殺されたくねーなら自分の身くらい守り切れる力つけろよ」

例え体が違えど、そうしろなんてサソリさんは言った。
私が力を付けなければ、それはサソリさんの死にも繋がる。無理強いだが、無理もない話だ


「頑張ります……だからせめてサソリさん」

「ああ?」



暖かいお出迎えを下さい。

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