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ハニーキャット

小さなガラス部分からこっそり覗く。
そうすると、中には三、四人のそれなりにガタイのいい男共が見えた。

ふーん、それなりに良さそうな奴等だな。
まぁ、ちょっと人数が多い気もするが…複数プレイもなかなかそそるかも。

まるで品定めをする様に見ているとチラリと男達に囲まれている人影が見えた気がした。


「あ…もしかして、」


その微かに見えた人影に複数の男達が授業が行われている時間帯に空き教室で…
その単語を並べられた状態に長年の勘が冴え渡りドアに耳を当てる。

そうすれば…


「やめっ!」

「チッ騒ぐな!…オイ誰か口押さえとけ」

「や…んんっ!?」


聞き耳をたてた後にフーと一息つき…“やっぱりコレ強姦されてる”と冷静に察した。

ココは男子しかいない男子校で血の気の多い奴とか血気盛んな奴が集まっていると有名な学校だから強姦とか珍しくはない。
現に行われてるし。
でも、仙曰く俺が入る前はもっと凄かったらしいが、今は置いとくか。


あーどうすっかな…ぶっちゃけ面倒くさいし助ける義理は無いんだけど。
でもだ。ココは俺がよく色々と使う教室な訳だ。
つまり、俺のテリトリー。
しかも、この学校の奴なら大体は俺のテリトリーに足をつけちゃいけないって把握しているハズなんだが…それを知らないって事は1年坊主とみた。

イコール先輩として徹すいを下し、ルールを叩きこまにゃいけないと言う結論に至る。

それに、今の俺は非常に欲求不満で苛ついて胸くそ悪いから選択肢はアイツ等でウサをはらすしかないわけだ。
つーわけで覚悟してもらうか。

と、二秒考えた末に出た答えの後にドアを勢いよく開けた。そして…


「君たち楽しそうな事してるね…俺も交ぜてよ?」


と言いながら笑顔を浮かべた。

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あきゅろす。
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