小説
あとがき



こんにちは、深鈴知禾です。
この度はCaffeine Poisoningを読んでくださってありがとうございました。
CPは前身であるカフェイン中毒という作品の改訂版で、ある設定の変更に伴い内容が随分変わりました。
変更した設定は静馬の性格が主になります。
静馬はカフェでは平凡という設定だったのですが、CPでは男前になっています。
これによってカフェではとれなかった行動をとり、到らなかった感情へと到り、CPはBL作品になりました。
CPはBL作品ですが、同時にヤクザもの小説でもあります。
私自身はヤクザという存在に詳しいわけではありませんが、カフェよりも大分ヴァイオレンスになったのは確かだと思われます。
顕著なのは薫の死因でしょうか。物語においても重要な存在である薫はカフェでは謂わば事故死でしたが、CPでは拷問死となっております。書いていてしんどかったシーンです。
あと、地味に夾士郎の顔面偏差値も上がりました。よって彼も大活躍すると同時に不憫度が増していますね……
カフェとは違った結末を迎えた四季と静馬ですが、読んでくださっている方にとって良きものであったでしょうか。
少しでも楽しんでいただけたなら、これに勝る喜びはありません。
改めて、Caffeine Poisoningを読んでくださって本当にほんとうに、ありがとうございました。


2018/9/9

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あきゅろす。
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