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AV 2

「ヒメ先生がいいやつ(AV)見つけたよって…
じゃあ俺の家で見るかってことになったんだよ」


お兄ちゃんはいつものペースを取り戻したみたいだが、未だ先生は普段からは考えられない程固まっていた


「先生…固まってるけど……
平気?」



あたしが声をかけると先生は我にかえった様に話出した


「小雪、こんなとこ見せて悪かった
驚くし…引くよな……」

下を向いている先生は心なしか可愛く見えた


「まあヒメ先生も男だし仕方ないって
な、小雪っ!」



あたしは改めて先生も男なんだと気がついた
そして先生を恋というより憧れとして見ていたことにも気がついた


「…別に大丈夫だよっ?
先生も男なんだし仕方ないよ
まあもう少し音量下げてほしいかなっ?」

「悪かったなー!」



その後はドアを閉めて出て行った
先生がAVを見ていたことに幻滅したわけではなかった

ただ今まで憧れとして見ていた人が
改めて男なんだと自覚させられたことが複雑な思いだった



また先生のお気に入りのAVに出演していた女の子が小雪と似ていたことが気になった

そして似ている子がお気に入りということは小雪のことも少しは気があるのかな
という自意識過剰が生まれ、この後予想しなかったことがおこった(¨;)




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