皆さん地獄ですよ、地獄!
案外難しい
「昨日のさぁー」
「なんだ藪から棒に」
「極楽ラジオ以降からさ、桃タロー君が軽蔑の眼差しで見てくるんだけど」
「どーせまたしょーもないことをしたんだろう」
「それか言ったかだな、」
「えーただずっと奈桜ちゃんを見てる、って言っただけなんだけど。」
「なんだその程度で侮蔑されたのか」
「桃タローはまだまだ子供だな」
「だよね、好きな娘をずっと見守ってて何が悪いのかさっぱりだ。朝も目を合わせないし、ま。僕にとっては影響ないけどね。」
「教育が足りないんじゃないか?白澤よ、」
「お前は甘いからな、」
「かな?」
「昨日のね、」
「どうしたの奈桜さん」
「極楽ラジオから、鬼灯様が軽蔑の眼差しで見てくるの」
「うんうん、何かしましたね。」
「凄いこと言ってたよ」
「え？ただ私ただずっと(面白い目で)見られてる、って言っただけなんだよ?」
「(奈桜さん的には)その程度で軽蔑されたのかぁ、」
「(素直に伝えられないなんて)鬼灯様もまだまだ子供だなぁ」
「だよね、(私をからかうのが)好きな上司を見守ってて(バレたらひどい目に会うから帰ったのに)何が悪いのかさっぱりだよ。朝も目を合わせないし、ま。私にとっては影響ないけどね。」
「(部下の)教育が足りないね、鬼灯様」
「鬼灯様は(奈桜さんに)甘いからね!」
「かなぁ?」
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