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他盤
れたバ   玲中心

ハッピーバースデー!




目が覚めた。
カーテン越しに見える空は明るい。
たぶん、もう朝。
で、昼も近いはず。
時間を確認する為に、枕元に置いた充電器に挿したままの携帯を手に取る。
携帯を開くと、沢山メールが来てた。
ああ、今日は俺の誕生日か。
メールは後回しにして、とりあえず時間を確認する。
只今の時刻、AM11:23。
俺の予想大正解。
やったー、なんて一人で喜んでみる。
ああ、虚し。

「…、ねむ…」

今日の仕事は昼からスタ練。
その後は…あれ、聞いてねえや。
ま、いっか。

起き上がって、リビングへ向かう。
飯食わなきゃなあなんて思いながらソファーにドサリ、と倒れ込むように座って、テレビをつける。
この時間は面白い番組やってないなあ。
再び携帯を開いて、メールを読む。
一番はルキ。
それから、メンバー、先輩、後輩、スタッフさん。
おめでとう、って、どれも変わんない内容なはずなのに、どれも凄く嬉しい。
朝からニヤけてしまう。

全て読み終わって時間を見ると、そろそろ仕事に向かう時間。
一度寝室に戻って服を着替えて、携帯と財布と鍵とをいつも使ってる鞄に突っ込む。
適当に帽子被ったら、準備完了。
最近気に入ってる靴を履いて、いってきます、って呟いて、ドアを開けた。
ああ、飯食ってないや、って思ったけど、まあいいや、ってそのまま駐車場へ。

今日はいっぱいおめでとう、って言ってもらえるかな、なんて思いながら車を走らせる。
なんか、いつもより機嫌が良い。
やっぱり誕生日だからかな。

スタジオに着いて、スタッフさんにおめでとう、って言われながら楽屋へ。

「はよーっす」

パ――――ンッ

「HAPPY BIRTHDAY!!!」

扉を開けた瞬間、弾けたクラッカーとメンバーの声。
それから、机の上のでけぇプリン。
うん、これは…予想以上に嬉しいなあ。

「、サンキュ」

あー、絶対顔赤い。
恥ずかし。

でもやっぱ誕生日さいこーっ





END.


れーちゃんの誕生日の朝←

ごめんすげー適当
とりあえずれーちゃんハピバ!!

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