小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
Report03:あとがき
あとがき
恭文「・・・・・・あー、この型式不明武装多脚砲台は美味しいね」
あむ「アンタ、なに早速毒されてるっ!? てゆうかそれ牛丼じゃんっ! お願いだからしっかりしてー!!」
恭文「あむ、気にしたら負けだよ。てゆうかさ、型式不明武装多脚砲台ってかっこよくない? 美味しそうじゃない?」
あむ「カッコよくないからっ! そして美味しそうじゃないからっ!!
あぁもう、マジでアンタのセンス最悪だしっ! 本編からあとがきの間に何があったのよっ!!」
恭文「さぁ、何があったんだろうね。・・・・・・というわけで本日のあとがきです。
お相手は最近、同人誌は縦書きか横書きのどっちにしようか迷っている蒼凪恭文と」
あむ「日奈森あむです。・・・・・・あ、そうなの? てか、縦書きでいいんじゃ」
恭文「縦書きにするの、色々と面倒なのよ。あとは一応電子書籍化を目指してるからさ。
まぁ、この辺りはまた別の機会に話そうか。さて、メルティランサークロスの第3話だよ」
あむ「さて、今回のサブタイトルの意味は『あなただけに届ける私のラジオ』・・・・・・です。
なお、今回のお話はメルティランサーRe-inforceのサターン版特典CDでのボイスドラマが元です」
(声優陣のトークの合間に挟まっているドラマが、あのラジオだったりします)
恭文「で、最後に名前だけ出てきたランドルフ・シャインボルグさんは、そのRe-inforceの主人公キャラ。
Re-inforceでのお話を超えてから色々あって、今回のクロス元である三作目ではカラバに居るの」
あむ「それではやてさんも・・・・・・か。結構話が色々と動くんだね。てか、最後の会話って何?」
恭文「そこはまた別の機会にだよ。とにかく、今回のお話でGPOメンバーが凄まじく影が濃いのは分かってもらえたと思う」
あむ「・・・・・・濃いよね。確かに濃いよね。てか、最後の桃色の番組は」
(メルビナの中の人がやっていた『緒方恵美の銀河に吠えろ』の事です。いわゆる一種のメタギャグですな)
恭文「そこはサクヤさんだったりアンジェラだったりも同じだね。あとはナナか。
池澤春菜さんがマリーのアトリエのラジオ番組で、同じことしてたのよ」
(サクヤが『岩男潤子の少コミナイト』。アンジェラが『丹下桜のもっとときめきメモリアル』です)
あむ「・・・・・・声優さんって、大変だね。ミックスアップって」
恭文「仕方ないんだよ。錬金術を扱ったゲームだから、ミックスは必須だったの。
だからアレなのよ、メルティランサーってそういう声優ネタのフィードバックがすごかったの」
あむ「うん、そうだよね。特に今が凄いよね。普通にラジオ番組の話持ち出すし。
てゆうか、KONAMIと少コミやマリーのアトリエって関係無いよね」
恭文「ないね。そしてその中で一番フィードバックが大きかったと思うのが・・・・・・今回のキャラ紹介のゲストです。どうぞー」
メルビナ「失礼する。GPO・EMP分署の長官を務めている、メルビナ・マクガーレンだ。
なお、フィアッセ・クリステラ女史のボディガードであるエリス女史とは何の関連性もない」
恭文「メルビナさん、いきなりぶっ飛ばしますね」
(それでも長官は、基本クールに笑う。何気に楽し気だ)
あむ「え、えっと・・・・・・初めまして。日奈森あむです。あの、恭文とは友達で」
メルビナ「あぁ、蒼凪から聞いている。本日はよろしく頼む」
あむ「は、はい。よろしくお願いします。・・・・・・恭文、普通にこの人出来る人オーラ出まくってるんだけど」
恭文「大丈夫。メルビナさんは何気に親しみやすい人だから。
というわけで、メルビナさんはGPOのランサー達を束ねる長官さん」
(なお、CVは緒方恵美さんです)
恭文「元々GPOの重要支援企業であるマクガーレン社の娘で、銀河貴族の末裔」
あむ「銀河貴族?」
メルビナ「元のゲームに出てくる用語の一つでな。旧銀河帝国時代の貴族の末裔なんだ。
まぁ特殊な能力を持つゆえに高い権力や財力を得た一族の事・・・・・・と覚えておけば、大体合っている」
恭文「このクロスではそういう用語は出てこないけどね。そしてメルビナさんは一人のランサーとしても優秀。
確か訓練校もかなりな成績で卒業したんですよね。だけど・・・・・・長官になる前はもっと上の役職だった」
メルビナ「あぁ。衛星から地球の観察任務という・・・・・・そうだな、リリカルなのはの立ち位置で言うなら、クロノ提督やリンディ提督の位置だろうか」
(ようするに前線に出ないえらーい人です)
メルビナ「それで今のEMP分署長官としての立ち位置が、StSで言うなら八神はやて部隊長になる。
いや、ハラオウン執務官達分隊長だろうか。あむ、こう言えばお前にも伝わると思うが、どうだろう」
あむ「あ、大丈夫です。あの、凄く分かりやすかったです。というか・・・・・・あれ?
あのメルビナさん、それだと今の位置と前の位置が色々違うような」
メルビナ「ほう、よく気づいたな。まぁ結論から言うと・・・・・・色々手管を使って自ら降格したんだ」
あむ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
(ゲーム一作目のお話です)
メルビナ「第一回目のあとがきでも触れられていたが、地球が銀河連邦に加入した当初は、相当な混乱期だった。
凶悪犯罪の影も見えていたし、現状のEMP分署のスタッフだけでは足りない。そこで降格して、現場に出れるようにした」
あむ「それはまた・・・・・・でも、普通に五人とか入れば」
メルビナ「うん? ・・・・・・そうか、あむは知らなかったな。EMP分署の当初のメンバーは三人だけだ」
あむ「はぁっ!?」
(シルビィとサクヤとアンジェラの三人がデフォで、ジュンやナナは一作目の途中で加入します。そしてメルビナも同じく)
メルビナ「そこにゲームの主人公である補佐官やEMPDも居るが、GPOとしての戦力はそれだけなんだ」
恭文「というか、元々そうしたかったんですよね。監察任務もお父さんの意向のために望まない形でやってた」
メルビナ「そうだな」
あむ「で、でもよかったんですか? それでも色々立場があって、やれる事とかもあったのに」
メルビナ「別に構わんさ。親の七光りで得た地位になど、私は全く興味がない。
それに・・・・・・一人の人間としても、目の前の状況に見て見ぬふりなど出来なかったしな」
あむ「・・・・・・そんなすごい状況だったんですか?」
メルビナ「かなりな。開国当初の地球は一種のフロンティアというか、犯罪者から見ると素晴らしい土壌に見えていた」
恭文「外の世界の技術を用いた犯罪が横行したのは、大騒ぎに便乗して色々な利益を得ようとしたからなのよ。
で、同時にシンジケートとかの縄張り争いだね。まだ手のつけられていないところで幅を利かせれば、継続収入に発展しやすいから」
あむ「えっと、他の犯罪組織とかの横槍を防げるって事かな。
こう、モノポリーとかで自分の土地を多く確保した方が有利ーみたいに」
メルビナ「多少考え方が乱暴ではあるが、その通りだ。なお、その設定はこのクロスでも入っている。
管理世界認定当初の混乱というのは、こういう部分からくる犯罪組織との争いと思ってくれればいい」
恭文「で、ここでは描かれていないけどそういう事件の解決に尽力したから、GPOの人達は市民から信頼されてるってわけ。
今回のラジオ番組の依頼だってそれだよ。GPOの人物の個性や人柄がアウトだったら、絶対頼まないと思うし」
あむ「・・・・・・納得した。あ、それでメルビナさんに中の人のアレコレがフィードバックされてるって話は」
メルビナ「一言で言うと・・・・・・酒だな。あとは性格か」
(緒方恵美さんは、お酒が大好きで姉御・・・・・・いや、兄貴や司令と呼ばれるくらいに男属性の強い方です)
恭文「イベントでジーンズだからって両足開いたりしてたそうですしね。
アレだよ、メルビナさんの姉御肌なところだったりお酒煩い部分だったりは、中の人の影響だね」
メルビナ「最初はヒステリーで仕事に厳しい女上司だったらしいが、いつの間にかこれだ」
あむ「・・・・・・あの、それっていいんですか?」
メルビナ「問題はなかろう。むしろ好評だったようだしな。それで私の戦闘スキルだが」
恭文「そこの辺りは劇中でですね。メルビナさんは普通に出番多いですから」
メルビナ「それもそうか。さて、本日はこれまでだな。次回は・・・・・・蒼凪」
(長官がすごい勢いで蒼い古き鉄を見る。というか現・魔法少女も同じく)
恭文「な、なんでしょうか」
あむ「アンタ、普通に次回はシルビィさんとデートだよね。四話目なのに」
メルビナ「蒼凪、お前・・・・・・シルビィに何をしたんだ」
恭文「その言い方やめてもらえますっ!? 普通に僕は何もしてないですからっ!!」
あむ「嘘だッ!!」
恭文「嘘じゃないからー! お願いだから信じてー!!」
メルビナ「アレだな。お前は本当に身辺整理をするべきだろ。他にも今回のを見てるとナナに」
恭文「アレは僕だけのせいじゃないでしょっ!? てゆうか、マジで僕は状況に流されただけだしー!!」
(だけど、二人は信じてくれない。そこからただひたすらに討議が続く。・・・・・・朝まで。
本日のED:丹下桜『IDENTIFY』)
リイン(みんなで夕飯中)「・・・・・・アンジェラさん、スゴイ量食べるですね」
アンジェラ「うん。アンジェラ、いっぱいいっぱい食べるのが好きなのだー。
ほらほら、リインちゃんももっと食べようよー。型式不明武装多脚砲台、美味しいよー」
リイン「その名称やめませんかっ!? 色々間違って・・・・・・あ、でも美味しいのは確かです」
パティ「そうなんですよね。この牛」
ナナ「パティ、そこは型式不明武装多脚砲台よ。間違えないように」
パティ「は、はい。すみません」
ジュン「あー、でも残念だよなぁ。普通にいいチャンスだと思ったのに」
フジタ「確かにな。とりあえずメルビナ長官のフォローは俺もしておこう。
なんだかんだで俺も言うだけだったのは確かだし、それくらいはな」
ジュン「そうだね。・・・・・・てか補佐官、普通に補佐官がやってもよかったんじゃ」
フジタ「バカを言うな。俺は今でこそこれだが、外部の人間だ」
ジュン「それでも、今は私らの仲間だよ。まぁ、最初の頃は『なんだこのくそー』とか思ったけどさ」
フジタ「・・・・・・確かにな。まぁアレだ、あの時は・・・・・・うん、俺が悪かったな」
ジュン「いいさ、別に。・・・・・・あ、それじゃあメルビナのフォローに、何か贈り物しとこうか。美味しいお酒でも買って、やけ酒してくれーってさ」
フジタ「下手をすると傷口を抉りそうだが・・・・・・よし、そうするか。
月では上手い純米酒がないとボヤいていたし、その辺りを見繕うことにしよう」
ジュン「よし、けってーい。じゃあ、早速帰りに酒屋へ直行だな」
フジタ(・・・・・・『今は』か。なんというか、俺はバカだな。いや、待てよ。
本来の目的を考えるなら、これでいいのかも知れない。ただ・・・・・・やはり迷うところだ)
(おしまい)
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