小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第3話:おまけとあとがき
おまけ:二人のあまあまはちみつタイム・その1
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
あむと話してからうちに戻って、フェイトと一緒に夕飯のカレーの仕込み。
その中でフェイトと少しだけ・・・・・・真剣なお話。なお、ただいまのキスは頑張りました。
「・・・・・・あのね、フェイト」
「うん?」
僕はジャガイモを、フェイトはたまねぎを剥く。手は休めずに、話を続ける。
「僕の両親・・・・・・亡くなったじゃない」
「・・・・・・うん、そうだね」
「それで、お墓とかも無くてさ」
「・・・・・・うん」
少しだけ、言葉が止まる。もう言うのやめようかとも思った。
でも・・・・・・初めて会った時のフェイトの表情と、さっきのあの子の顔が頭によぎった。だから、そのまま続けた。
「僕、お墓建てようと思うんだ」
「え?」
「リンディさんの話だと遺骨とかも散失しちゃってないらしいけど、それでも・・・・・・一応、形だけでもさ。
あー、墓参りが楽なように、プレシアさんとアリシアの隣に建てちゃおうかな」
なお、二人のお墓は同じく遺骨もなくて形だけだけど、ミッドチルダのエルトセイム地方・・・・・・フェイトの生まれ故郷にある。
僕も去年の幽霊列車の一件が片付いてから、何度かフェイトと一緒にお墓参りをした。その後に・・・・・・初めて、なんだよね。
「あ、あの・・・・・・ヤスフミ。いきなりどうしたの? だって、ヤスフミご両親・・・嫌いだよね」
「嫌いだよ、顔だって思い出せないくらいに。僕・・・・・・あの人達から命と身体と名前以外のもの、貰った記憶が無いから」
ジャガイモの皮を剥きながらフェイトの声に答える。でも、少しだけ皮にジャガイモの実が厚くついてしまう。
「だから、そういうの無くていいかなと思った。ただ・・・・・・今日さ、日奈森あむと話してる時にね」
「うん?」
「親の話になったんだよ。それで、うっかりそういうの少し漏らしちゃってさ」
「・・・・・・うん」
「それで、言われたの。そういうの、きっとすごく悲しい事だって。それで思い出したんだ。会ったばかりのフェイトに全く同じ事言われたの。
だって、その時のあの子・・・・・・初めて会った時のフェイトと全く同じ顔で僕を見てたから。だから、嫌でも思い出した」
それでちょっと思った。フェイトが僕が学校に通う事とか、ちょっと必要以上に気にしていた感じがしてた。
それって、親の事とかもあったのかなって・・・・・・ちょっとだけ。
「その時にね、思ったんだ。もう・・・・・・こういうのいいのかなって。本人達は死んでるしさ。
いつフェイトと結婚して親になるかどうかも分からないし、こういうの引きずりたくないなと」
「そ、そうだね。あの・・・・・・私もヤスフミとそうなれたら嬉しいし」
「うん、僕も。あとね、やっぱり・・・・・・僕に命と身体と名前をくれた人達だもの。
一応これくらいはしておいて・・・・・・いいのかなと、思ったんだ」
「・・・・・・ヤスフミ」
ジャガイモの皮が剥き終わったので、それを乱切りにして水につける。
これで予めアクを取っておくの。さて、次に行こうっと。
「まぁ今回の一件が決着したらだけど・・・・・・お墓建てるの、手伝ってくれるかな?」
「あの、それはかまわないけど・・・・・・私でいいの?」
「フェイトにしか頼めないよ。だって、僕の恋人で将来のお嫁さん・・・・・・でしょ?」
「・・・・・・うん」
そのまま、フェイトが涙をぽろぽろと・・・・・・なぜ泣く?
「フェイト、どうしたの?」
「だ、だって・・・・・・たまねぎ」
「あ、そっか」
「ね、ヤスフミ」
フェイトが嬉しそうな顔で僕を見てる。だからその・・・・・・重いもの、少し外れた。
「浮気はダメだよ? リインは元祖ヒロインだから認めてるし、フィアッセさんもすごく特別な人。
だからエッチな事抜きに限り浮気というか、余所見は認めてはいるけど・・・・・・それ以上はアウトだから」
「・・・一体何の勘違いしたっ!? 待って待ってっ! いくらなんでも小学生の女の子に手を出すわけがないでしょうがっ!!
あと、リインもフィアッセさんもそういうのじゃないからっ! なんでそうなるのさっ!!」
「だ、だって・・・・・・あのあむって子とのお話で気持ち変わったんだよね。というか、ちょっと吹っ切れた?」
「・・・・・・色々と。隠し事してても、嘘ついてても、自分達はきっと友達になれるって言われたよ」
僕がそう言うと、フェイトがたまねぎのせいで出てくる涙を拭いつつ優しく微笑んでくれた。
なんか、こう・・・・・・ちょっと嬉しい。でも、ちょっと照れくさい。
「そっか、よかったね。・・・・・・あの、だからやっぱり色々と心配しちゃうんだよ。ヤスフミはモテる方だと思うし」
「そして話戻るのっ!? ・・・・・・心配しなくていいから。僕・・・・・・フェイト一筋だよ?
好きな気持ち、今こうしている瞬間も更新され続けてるんだから。うん、フェイトに愛想尽かされたくない」
「それなら、いいんだ。あの・・・・・・ありがと」
・・・・・・いや、まじめに無いから。あー、でも本命居るって言っておいた方がいいのかな。
そうしないとまたフラグどうこうって言われそうで怖いよ。特にティアナやらシャーリー辺りから。
「じゃああの、今日・・・・・・頑張る?」
フェイトがそう聞いてくる理由は簡単。僕、今日家から出る時にコミュニケーションしたいって言ったから。
だからフェイトを見ながら頷く。フェイトは・・・・・・嬉しそうに笑って僕と同じように頷いた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「・・・・・・で、メガーヌさんからあんな事とかも教わってたんだ」
「あ、うん。だって・・・・・・ヤスフミにいっぱい喜んで欲しくて」
「・・・・・・ありがと。というか、すっごく嬉しい」
夜、二人添い寝しながらラブラブ中。フェイトがメガーヌ先輩に何を教わったかという話になった。
言えない。まさかメガーヌさんにあれこれ相談して僕も教わってたなんて言えない。恐ろしくて言えない。
だってそれだと僕達のコミュニケーションは・・・・・・メガーヌさんに丸々伝わってる事になるし。
・・・・・・恐ろしいよそれっ! やばい、この事象に対してなに一つとして触れたくないんですけどっ!?
「ね、フェイト」
「なに?」
「子どもってさ、何人くらい欲しい? やっぱり、前に言ってたように二人とか三人?」
だから僕は当然のように、メガーヌさんの事は気にしない方向で行くと決めた上で、話題を変えた。
「そうだね。やっぱり、一人っ子じゃなくて兄弟とかいいな。私、クロノやエイミィがお兄さんやお姉さんになってくれて凄く嬉しかったから。
カレルやリエラを見てると双子もいいなぁとか思って・・・・・・あの、ヤスフミ。もしかして子ども欲しいのかな?」
「えっと、今すぐじゃないけど、あの・・・・・・フェイトとこういう事をするようになったじゃない?」
「うん、するように・・・・・・なったよね」
「それからかな。あと、はやてのゴタゴタだったり、フェイトともそういう話するようになったりしたでしょ?
それで自分の子どもが出来たらどんな感じかなぁって、思うの」
色々、不安はあるかな。僕はちゃんと親が出来るのかなぁとかさ。
自分の実の親の事とか考えるとやっぱり怖い。
あんな想い子どもにさせたらどうしようって、考えることがある。
特に今はよく考える。ガーディアンの子達とか、こころのたまごとかを見てるとどうしても。
「大丈夫だよ」
フェイトの手が伸びる。そして・・・・・・頭を優しく撫でてくれる。
「一人じゃないんだよ? ヤスフミがお父さんになる時は、私だってお母さんなんだから。母さんがね、言ってた。
最初からちゃんとした親になんてなれない。親には、なるんじゃなくてなっていくものだって」
「・・・・・・なぜにそんな話?」
「ヤスフミ、ちょっと不安がってたから。うん、分かるんだ。私、今でもヤスフミを『知りたい』って思ってるから」
少し誇らしげにフェイトが笑う。なんというか・・・・・・僕、この年上の彼女にはもう勝てない気がしてきた。
「だから、私達二人で一緒に親になっていけばいんだよ。私達がこのまま結婚して、それで子どもが出来たらだね。
その時は、そうすればいいの。お願いだから一人で不安になんて・・・・・・ならないで欲しいな」
「・・・・・・ごめん」
「謝るのもなし。私が欲しい言葉は、一つだけだよ」
「なら・・・・・・ありがと」
フェイトが満足そうに笑うと顔を近づけてホッペにキスをしてくれる。あの・・・・・・やっぱり慣れない。
フェイトと本当の意味で結ばれてだいぶ経つけど、それでも初めての時に感じてたドキドキやときめき、全然消えないし慣れない。
「フェイト」
「うん?」
「子ども・・・・・・作る?」
それで・・・・・・あの、協力してくれると助かるかも。
「二人で親になれるように。あと・・・・・・恭太郎の時間に今を繋げていけるように」
思い出すのは、1年前くらいに起きた大事件で出会った僕の孫とその本妻。
僕がその事件の主犯にさらわれたりしちゃって、その救援のために未来から時間を越えて来てくれた存在。
「ね、ヤスフミ。もしかして子ども出来たらどうなるかなって思うようになったのって・・・・・・恭太郎達に会えたのが大きい?」
「そうだね、そこが大きいと思う。やっぱり嬉しかったから。恭太郎達に会えて」
僕の時間が、守ってきた今が、ちゃんと幸せな未来に繋がっていく可能性があるんだって分かって、嬉しかった。
良太郎さんにその話をしたら『僕もね、幸太郎と話した時、同じ事考えた』・・・・・・って言われたっけ。
「それで、どうかな。あの」
「うん、いいよ。あの、私もヤスフミとの子ども、産みたいから」
「・・・・・・ありがと」
優しい笑顔で、ためらいも無くそう言ってくれたのが嬉しかった。だから、僕も手を伸ばす。優しく・・・・・・フェイトの髪や頬を撫でる。
フェイトは頬を赤らめて、受け入れてくれてる。ゆっくりと目を閉じて、その感触を堪能してさえいる。
「でも、変な言い方だけど・・・・・・元気かな?」
「きっと元気だよ。幸太郎やはやての孫とも仲良くしてるらしいし、きっと元気にやってる。
新しい古き鉄は、僕には負けるけどそれでもすっごく強いもの。大丈夫だよ」
「うん、そうだね。だって、あの・・・・・・私とヤスフミの孫だしね」
「まだ確定じゃないけどね」
あれ、オーナーは明言してなかったよね? 下手に教えると未来が変わるかも知れないからーって。
「・・・・・・ヤスフミは私以外の女の子とそうなる予定があるの?」
「あるわけないよ」
「だったら、恭太郎は私とヤスフミの孫だよ。未来は決定なんてしてないかも知れないけど、私はそう思うの。
・・・・・・ね、せっかくだからもうちょっと頑張ってみる? 少しでも早く恭太郎に会えるように・・・・・・あの、あれを使わないで早速子作り」
どこか嬉しそうにしながら、フェイトが身体を寄せてくる。あの・・・・・・えっと、感触やらなんやらはノーコメントで。
「いいの?」
「いいの。・・・・・・でも、さすがに今はマズいか。一応任務に従事中なんだし、あと」
あ、そうだね。その、もしそうなるなら。
「結婚・・・・・・してからがいいな。形の話にはなっちゃうんだけど、それでもケジメだと思うから」
「そうだね。ね、それならお墓のこともそうだけど、時間が有る時に一緒に考えてくれる?」
「うん、いいよ。その、プロポーズはもうずっと前にされてるわけなんだし。
そうだね、だから私・・・・・・ずーっと前から、ヤスフミのものにされちゃってたんだよね」
「・・・・・・あ、あれの話はやめて。あの、えっと・・・・・・思い出すと辛いの」
それから、二人でいつものように先の話とか今の話を沢山して・・・・・・夜の静かな時間を過ごす。
ただ、この少し後に話題に昇ったうちの孫の本妻が来るとは・・・・・・僕もフェイトも、想像すらしてなかった。
(本当に続く)
あとがき
古鉄≪・・・さて、予想をブッチぎったのは間違いないでしょう。みなさん、しゅごキャラクロス第3話、いかがだったでしょうか。なお、デンライナーやオーナーや良太郎さん達が直接出てくることは無いです。
だって、そんなことしたら真面目に話がまとめられなくなりますから。うちの作者、クロスオーバーなんて出来るほど頭良くないんですよ≫
恭文「さっそくなボールを投げるね・・・。とにかく、劇場版に先駆ける形で登場した咲耶・・・再登場?」
古鉄≪この時間軸だとそうなりますよね。私達とは一度絡んでるわけですし≫
恭文「とにかく、そんな咲耶の来訪によってとんでもないことになりそうな感じでしたけどどうだったでしょうか。今回のあとがきのお相手は僕、蒼凪恭文と」
古鉄≪古き鉄・アルトアイゼンでお送りしたいと思います。しかし・・・作者はSecond Season書かないでなにやってるんですか≫
(青いウサギ、ちょっとブーブー。・・・追加部分が難航しているらしい。かなりきわどいとこやってるとか)
恭文「あぁ、パワーアップするって言ったから初回のパンチをどうするか悩んでると。どういう感じで行こうか構成を見直していると」
古鉄≪色々考えているんですね。で、今回のお話・・・結構盛りだくさんでしたね≫
恭文「そーだね。・・・僕がガーディアンの面々との距離感をどうするか悩んでたりとか・・・この話出すの、本当ならもうちょい後でいいんじゃないの?」
古鉄≪仕方ないでしょ。今の調子を続けてると『小学生という微妙な年頃相手にあれは無い』とか言われそうですし。
あと、作者は最近某うつ病サイトをリアル知り合いと見てて、試しにそこのバーチャル診断を受けて『うつ病・パニック障害の恐れあり』と診断されてしまったんですから≫
(・・・マジ話です。そう言えば最近小説書く事以外だと無気力になりがちな感じは多くなったとは思っていたけど)
恭文「・・・いや、なんでいきなりそんな話? いや、分かるけど。そういうこと言われて凄まじくヘコむの嫌だったとかそういうの分かるけど。
というか、それだったら病院行こうよ作者。いや、真面目な話よ。うつ病は放っておくと大変なんだから。バーチャル診断バカにしちゃいけないって」
古鉄≪そうですね、私もその方がいいと思います。・・・で、話を戻すと、大人として色々考えるんですよ。普通の付き合い方ならともかく、そうじゃありませんもん。
ノリはともかく普通に相手を気遣って仲良くなって関係性を保って・・・だけじゃ、ぶっちゃけ足りないんです。そんなの、普通の友達関係と変わりませんもん。この状況でただ単純にそれをやるのは全く意味がありませんし、勘違いにも程があります≫
恭文「僕、明らかに嘘つきまくってる立場だしね。ガーディアンメンバーも僕に対して隠してる情報があるけど、そっちは仕方ないもの」
古鉄≪あなた、疑われて当然の立場ですしね。あむさんはこのお話の登場人物の中では珍しいくらいにピュアで真っ直ぐな人ですからあぁ言ってもらってるだけですよ。
だって私達、いきなり首突っ込んできて、学校にまで乗り込んできてるわけですし。アレですよ、なに言うにしてもまず『常識的に考えてっ! 常識的に考えてっ!?』・・・ですよ≫
(・・・青いウサギ、なぜかそう言いながら楽しそう。どうやらそのフレーズがとても気に入ったらしい)
恭文「で、僕は僕で・・・情報は必要だけど、そのためにどこまで関係を作っていいのか躊躇う部分はやっぱりあるのよ。明らかに僕が居るのもガーディアンに関わっているのも異常事態なわけだし。
あと、別に普通の潜入捜査みたいに相手方が敵ってわけでもないから、思いっきり警戒して外キャラのみで接するのも違う。・・・とにかく、そんな隠し事やら嘘やらがあったりする僕とガーディアンの面々の関係の変化が一つのテーマになるわけだね」
古鉄≪まぁ、これはしゅごキャラ原作で、現時点だと今はまだ出ていないキャラが言ってたんですけど『シンデレラも白雪姫も眠り姫も、最初からなんでも持っていたわけじゃない。物語の始まりでは、主人公はみんな必ず何か欠けている』・・・らしいです≫
恭文「あぁ、あったねぇ。原作単行本で言うと2巻に。で、そこに続きがあって・・・『王子様と幸せに暮らしましたは最後のページだろ? 最初から何でも持っているお姫さまじゃ、物語は始まらない。なにかが足りない子はどんな子でも、物語の主人公になれるんだよ』・・・って続くのですよ」
古鉄≪本編で言うとマスターの過去故のしがらみの克服がそれになりますね。そこで欠けている部分を埋めようとするから、お話となるわけです。
なら、今回の話でもこの人は一応主役ですから、そんなマスターは今回はどうするかと考えて・・・ここかなということらしいです≫
(なお、そこは名セリフだと思います。作者、感銘を相当受けたらしい)
恭文「つまり、僕はフェイトと付き合って少し変わってハッピーエンド・・・ではあるけど、大人で完璧というか何でも持っている感じにはしないってことだね。あくまでもガーディアンの皆と同ラインの登場人物にしていくと」
古鉄≪そうですね。関係性の変化、それに伴いマスターもそうだし、フェイトさんやティアナさん達もまた変化するという方向で書けたら・・・いいんですけどねぇ。でも、その前に病院行けと言う私は間違ってるんでしょうか≫
恭文「多分間違ってないよ。僕もそう思うから。」
古鉄≪でも、だからってフラグを立てる必要はないと思うんですよね≫
(青いウサギ、ヤレヤレという形で首を横に振る。・・・誰のどんな部分に対しての発言かは、言うまでもないだろう)
恭文「・・・うん、ごめんなさい。マジでそこはごめんなさい。色々反省しております。拍手でも色々ツッコミが」
古鉄≪あ、拍手の返事も現在必死でやっております。多分これがアップされた翌々日くらいにはお届け出来ると思いますので、お待ちいただければと思います≫
恭文「今、引越しのために家探しもしてたりしますので、ちょっと遅れてるのはご勘弁いただければと・・・」
(ペコペコと謝るようにしている青い古き鉄コンビ。・・・いや、すみません。マジすみません、ちょっと色々ありまして)
恭文「というわけで、本日はこれまでっ! お相手は蒼凪恭文と」
古鉄≪古き鉄・アルトアイゼンでしたっ!! それでは・・・またっ!!≫
(そうして二人いつものようにカメラに手を振り・・・カメラ・フェードアウト。
本日のED:KOTOKO『涙の誓い』)
恭文「・・・・・・カオスになるー♪」
咲耶「おじいさま、なぜいきなりいとうかな子さんですか? なぜいきなりF.D.Dなんですか」
恭文「それはね・・・・・・おのれがこんなところで登場したからだよっ! マジでこの話どう決着つけるつもりっ!?」
咲耶「問題ありませんわ。これでデンライナーの方々が本格登場したなら間違いなく収拾がつけられなくなるでしょうけど。
ただ、今回はそれは絶対しないと決めているそうですし。私一人が増えたところで何の問題も」
恭文「十分問題ありでしょうがっ! というか、マジでこのカオスな状況どうなんのー!?」
咲耶「カオスになるー♪」
恭文「おのれが歌うなっ! それうたいたいのは僕達なんだよっ!!」
(おしまい)
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