4 「・・・・・・んっ・・・あ、クソッ・・・」 突っ込んで揺さぶると、快感に身を委ね、声を上げるコック。 日常から切り離された空間での行為。 自身を締め付け、声をあげるコイツは誰だ? 「ゾ・・・ロ・・・あ、もイク!」 「くっ」 強い締め付けに、ゾロも耐える事を放棄する。 元よりこの行為の最中に、我慢なんて言葉は必要なかった。 「・・・・・・は」 欲望を相手の中に放ち、しばらくの余韻を楽しむ。 「・・・退け、重い」 意識が覚醒したかの様にはっきりとした言葉が聞こえる。 「仕込みが遅れちまう」 この行為を幾度繰り返しただろう・・・。 繰り返す行為の中で、ゾロがサンジについて気づいた事がある。 [*前へ][次へ#] [戻る] |