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「ゾ――――――――ロ―――――――――!サ――――――ン――――――ジ!」

「・・・・・・・・・ルフィ!?」
紛れもなく船長の声だ。

建物から少し顔を覗かせ辺りを見回す。


「なんで彼奴が居るんだ?」
ゾロは呆れ声を出している。
それもその筈。
「・・・何十人居ると思う?」
「・・・数えたくもねぇ」
大声を上げながら二人を探すルフィの背後に、数え切れない海軍がルフィを追っていた。

「今の内に逃げるぞ・・・」
「おう」
ゾロの提案に、サンジも同意する。
本来なら船長を助けるべきなのだろうが、生憎自分達の処の船長には常識は通用しない。
放っておいても問題はないだろう。

だが、サンジ達は己の考えが甘い事を知った。
「ゾロ〜サンジ〜そんな処に居たのか、逃げるぞ〜〜!!」
「「どアホ!!」」

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あきゅろす。
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