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「あたしとロビン、それとサンジ君がシングルでルフィとチョッパーがダブルね」
テキパキと指示を出し、一番良い部屋の鍵を手にする所は流石ナミである。
他のメンバー達にも鍵を渡し、部屋に向かった。


部屋の扉を開ける前に、ナミは隣の部屋になるロビンに声をかける。
「ロビン、此処のログはどれぐらい?」
ログが溜まれば明日にでも出航出来る。

「ログは四日ね」

しかし、ログが溜まるのは思いの外時間がかかるようだ。

「そんなに?・・・まあ今はそんなに急がないから良いけど」
歓楽街が有名なこの島で四日も過ごすとなると、精神的にキツい。
そんな事を考え足元に視線を泳がせていると、ロビンがおかしそうに笑って言った。
「航海士さんは可愛いのね」
「え?」
前にも同じような台詞を聞いたような気がする。
「三日後に大きなお祭りがあるの。一度行ってみたらどうかしら」
(そういえばフロントの男も祭りがどうとか言っていたけど・・・)
だから宿がどこも満室なのだろう。

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あきゅろす。
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