Merry Christmas.

封真と神威



今日も・・・いない・・・


今日は12/25クリスマス

夜の10:00

そして俺はリビングのソファーの上で毛布に包まって座っている

テレビではバラエティー番組なんだろう笑い声が聞こえてくる
いつもだったら封真と隣り合わせで見ているはずなんだけど、昨日から何故か家を出てどこかにいる

どこに行くかは言っていなかった


「封真・・・」


ああ、少し泣けてくる・・・

それに、ものすごく眠い

いつもだったらこの時間とっくに眠りに就いているんだから当たり前・・・なんだけど・・・

あー・・・ねむ・・・






「・・・む・・・い」


ぁ・・・?


「かむ・・・い・・・」

「ふうま・・・?」

「・・・ただいま」

「おかえり・・・?」

「フ・・・なんで疑問系」


いやいやいや・・・え・・・?


「いま・・・なんじ・・・」

「11時半」

「そっか・・・」

「神威」

「・・・ん?」


まだ覚醒しきってない俺の額にコツンと何かが当たる

それを手にとって目の前に持ってくると箱のようだった


「なに・・・?」

「後で見ればいい」

「んー・・・」


ぼんやりと返事をすると封真がフッと笑ってふわりと体が浮いた


「眠いんだろう?ベッドまで・・・」

「ん・・・待って・・・」


あ、と思いズボンのポケットに入れてあった物を取り出す


「・・・これ」

「ククッ・・・何?」

「む・・・プレゼント・・・」

「・・・」


リアクション無し?

そう思って目を開けたと同時にベッドへ降ろされ封真の顔がぼやけて見えた


ちゅっ


「有難う」

「・・・うん」



封真の顔が遠ざかっていくのを空気で感じながら、俺はゆっくり意識を濁らせた

眠りに就く前に「メリークリスマス」の言葉が聞こえた気がした・・・



fin.



これ書いてる途中で、12時過ぎになってしまって
あ、ヤベと思いながら書き終えました

相変わらず伝わり難い文章で済みません・・・
このままエロ突入させようかとも思ったんですけども、長くなるだろうなと思い
自重させて頂きました^p^

おっと、長くなりました


それでは失礼

パッピークリスマス!








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