僕と彼女の短い時間(短編) てがみ 『一輝くんへ』 私ね先に逝くよ。 私の人生って運悪かったなぁ〜。両親は自殺するし、自分はこの様。 わたしね、時々おもうの。 もしも一輝くんと付き合ってたらなぁ〜って。どうなってかな? 遠距離恋愛? そんなこと考えるの。 だってあの短いわたしとあなたの時間が私のなかで一番輝いていたんだもの。本当に楽しかった。 私あなたのこと好きだったのよ? まぁいいわ。来世にでも結婚しよ? だから私のことなんて気にしないで…ていうか気にしないか。 結婚してね! 本当に好きでした。 死にたくないなぁ。もう一度あなたに会うまで。 雪より−−−−−−−−−−−−− 俺は泣いていた、何故あの時告白出来なかったんだろう。 俺は泣き続けた。 [*前へ] |