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卯ノ花姉弟シリーズ
序(過去編)
天気もよい昼下がり、
尊は四番隊へと足を運んでいるうちに仲の良くなった四番隊七席・山田花太郎と茶を楽しんでいた。





「本当にいい天気ですねぇ〜。」


『まったくだな〜。』




『「・・・・・・・・・」』




ズズ〜っ。




「あ、そういえば尊さんは何で十一番隊に居るんですか?
治癒能力は卯ノ花隊長にも劣らないって噂ですし、尊さんが戦いを好むようには見えないんですけど・・・」




『そんなに俺が十一番隊に居るのって変なのかな〜?みんな言うんだよな、
「なんでよりによって十一番隊なの!?」
ってよく聞いてくるしさー』



変?と首を傾げてくる尊に微かに頬を染め返す花太郎



「変、っていいますか・・・不思議ですね〜。それに尊さんは各隊長さんとも仲がいいようですし、みなさん口には出していませんが尊さんがなんで各隊長とお知り会いなのか、十一番隊に入ってるのかとか気になってるんですよ〜」



『ふ〜ん。そっか、そっか。』


さして興味なさげに尊はお茶をまた啜り花太郎の言葉に耳をかした。


『(十一番隊に居る理由と、隊長達と知り合ったきっかけかぁ〜)』




何かを考えているような##NAME1##を不思議に見つめていると

その瞬間、花太郎の方を見やり『教えてあげよっか?』と笑顔で尋ねてくる##NAME1##に笑顔でこたえる花太郎。



『長くなるかもなぁ〜。そうだな、まずは・・・』





こうして花太郎、一般死神が実は気になっていた尊のことが尊自身によって語られる。





過去にあった出来事で今の僕がここにいる。あなたに出会って変わった人生、あなたに出会って変われた人生。









End

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あきゅろす。
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