(仰ぐ)
常套手段
赤に染める爪
こんな眼もできるのだよ
にくらしいほどまだ残している
言うこと聞かないからもどかしい
真夏の王子さま
一面の漂流
浮かんでは沈む
美しい言葉で
黄色い花を摘み採ると
歪む世界がどうして愛しい
密やかに、空へ葬る
ストライプ模様の恋(いつまで経っても交わらない)
ワルツでよろしければ、
瞳に恋して睫毛を見る
深遠にて待つ
仮にあなたの歌声が聞こえたとする
君の本音などとうの昔から決まっていた
愁う春の散りぬるを
百億の果てにして掻き暮れる
幸せの虚像、星になる
A pleasant journey to you !
星の虜に成り下がる
皮肉を込めた告白は小鳥のさえずりに食べられた
反して矛盾を許す
連鎖する爪先
なんと烏滸がましいことか
静寂の裂ける音
黙らせて欲しかった
みたくないの、本当よ
茜色が連れてった
耳障りの心地から脱出
いとし盛りのセブンティーン
青ばむ瞳、白ばむ手
意思のある子供
唇をひと舐め
僕は宇宙をみていた
わたしなりの理不尽
ひらべったい事実
君の言いなりになどなるものか
たくらむまつげ
どろどろの猜疑心
ピエ口がくれたまっかな嘘
欺瞞に捧ぐ
鞄に隠したいくつかの秘密
仰ぎ見る世界はどこまでも青でした
間違いだらけのこの世界であなたを想う気持ちだけが唯一正しいものだと思えたんだ
そんな僕は狂っている
境界線を越えられない


あきゅろす。
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