出会い
私の名前は、亜美
人見知りが激しく
ごく普通の女の子
恋もいつも片思いで終わる
だけどある日初めて本当の恋をした…
それは、高校2年生になった5月上旬
■□■□■□
クラスも変わりだいぶ慣れた頃
学校も終わり
いつものように帰ろうとしたら
ここ最近仲良くなった一美が
『今日暇?遊んで帰らない?』
と初めて誘われて少し悩んで、少しだけならと答えた
2人で目的の公園まで行ったら
『一美こっち』
と手をふる女の子がいた
一美は、微笑みながら手をふりかえした
そこには、一美の友達の亜豆と藤沢さんと馬場さんと南と麻美の女子群
男子群は、田川と木田と水山と中城と高見
あと1年生の海
亜豆と南と麻美は1年生の頃から仲良かったけど
藤沢さんと馬場さんとは1年生の時は同じクラスだけど、あまり仲がそこまでいいわけでは
なかった
男の人たちは、もはや話したこともない人たちばかり
適当に挨拶をして
みんなそれぞれ
話しをし始めてアドレス交換
交換してる中、私はボケーッとしてたら
後輩の海が『先輩交換しましょ♪』
と声をかけてきた
断る理由がなかったから
うんと答えて交換した
交換が終わって携帯を見てたら
高見君が『メアド交換する?』
と言ってきたからビックリしたけど
頷いて交換した
海と交換した時よりも緊張した
自分の中では、きっと同い年だから緊張してるんだろうなぁと
この時はそう
思いこんでた…
メアド交換して
帰る時間になり駅に向かうことになり
私は高見君の隣を歩いて話をしていた
高見君は、自転車通学だから自転車を押しながら歩いてた
私の中で新鮮で今までのない気持ちでいっぱいだった
そして駅についてすぐ電車があったから慌ててホームに向かった
でも他のみんなは、まだ話してるみたいだった
私は、みんなにバイバイと手をふった
なんでだろう私の頭の中では、高見君が残っていた
電車の中で携帯を開いて
ドキドキしながら
一つ一つ文字を押した
『今日は楽しかったね』
宛先 高見君
自分でもなんでメール打ったのかわからないままメールを送った
■□■□■□■
まだこの時は、自分の気持ちが
変わってしまうなんてわからなかった
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