[前]夜空舞う、銀の蝶
4
「ッハ…追って、こないみたい、だね…」
「「ッ…えぇ/あぁ」」
走って街まで来たは良いが、まだ九代目が見つからない。
早く二人を安全な場所に帰したいのに…
キキッ
「!?」
突然、私達の前に車が止まったので
戦闘体勢に入る。
街中だから、あまり派手には暴れないが。
車のドアが開く。
出てきたのは…
「蝶、探したんだよ?」
…九代目だった。
──────
「もう離れてはいけないよ?」
「はい」
車の中で迷子中の出来事を話して、叱られ中。
ビアンキさんと隼人君は二人で大丈夫と言ったので、その場で別れた。
また、会おうね
と、手を振って。
後、8年ぐらいすれば会える…かな。
でも、それは望まない方が良い事。
だってまた会う時は…
ツナが十代目の有力候補になる時だもの。
(…変えられない)
(必然)
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!