[前]夜空舞う、銀の蝶 やれるだけ、やろう (はずかしいや… 調子にのって安請けあいしたことも、みんなが努力してやってきたことを死ぬ気弾で楽々とやろうとしたことも… やるだけやって…終わったらみんなにあやまろう) 「やっと、わかったね…」 「ああ」 私はリボーンと一緒に上にいた。 上から見てみて、ツナの顔つきが変わったのが良くわかった。 …自分で気付くのが、一番成長できる。良く、わかった。 「くらえ!!」 ダダン、とリボーンのライフルが音がした。それと同時にツナの両足に死ぬ気弾が当たる。 …痛そうだなぁ… 上から見ているからツナの声は聞こえない。 たぶん 何も起こらないぞ…………? って言っているんだろう。 ピッと始まりの合図が聞こえた。 「くるぞ、ツナ!ブロック!!」 「オッケ──!」 ツナがジャンプすれば… …相手チーム的には、目の前からツナが消えた感じ。 ネットを超えてしまう程、ツナがジャンプしたのだ。 …その後、体育館からは凄い喚声が聞こえたそうだ(風紀委員談)。 (ネット越えって) (反則にならないのかな) [*前へ][次へ#] [戻る] |