[前]夜空舞う、銀の蝶
4
リボーンの話を聞いていたら、10代目、と言う声が聞こえた。
どこから声がしたかキョロキョロ辺りを見回す。
(この声はやっかいばっかの)
(…トラブルメーカー…)
「こっちっス」
二人の思考がほぼ一致した時、リボーンの部屋(とかした場所)から声が。
見てみればぎゅむっと隼人君が出てきていた。
((あんたも入ってたんかい!!))
ツナと私が同じ事を考えていたのは、誰も知らない。
隼人君はリボーンから殺しのイロハを教えられたらしい。
…んな物騒な事教えるな!!あの頃の隼人君を返せ!!(ダイナマイトを実戦で扱わせた張本人)
「それより申しわけありませんでした!!それほど10代目が退学したくないとは知らずにこんなことになってしまって!」
バッと頭を下げた隼人君に驚くツナ。
隼人君はツナにタイムカプセルを掘り出そうと言った。
確かに、今はそれが一番正しい考えだ。
だが…隼人君ば普通゙じゃないんだ。探し方が…ヤバい。
隼人君は、いいアイデアがある、と言ってニヤリと笑った。ツナも感心しているが…
「こいつで地面をぶっぱなせば早いっスよ」
…やっぱりね。
もの凄い笑顔で物騒な発言したよ、この子。
(これ10代目と…しゃーねーから蝶の分)
(んな───っ!!!/…私はちょっと…)
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