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[前]夜空舞う、銀の蝶
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リボーンの話を聞いていたら、10代目、と言う声が聞こえた。


どこから声がしたかキョロキョロ辺りを見回す。


(この声はやっかいばっかの)
(…トラブルメーカー…)


「こっちっス」


二人の思考がほぼ一致した時、リボーンの部屋(とかした場所)から声が。
見てみればぎゅむっと隼人君が出てきていた。

((あんたも入ってたんかい!!))

ツナと私が同じ事を考えていたのは、誰も知らない。



隼人君はリボーンから殺しのイロハを教えられたらしい。

…んな物騒な事教えるな!!あの頃の隼人君を返せ!!(ダイナマイトを実戦で扱わせた張本人)


「それより申しわけありませんでした!!それほど10代目が退学したくないとは知らずにこんなことになってしまって!」


バッと頭を下げた隼人君に驚くツナ。
隼人君はツナにタイムカプセルを掘り出そうと言った。
確かに、今はそれが一番正しい考えだ。
だが…隼人君ば普通゙じゃないんだ。探し方が…ヤバい。



隼人君は、いいアイデアがある、と言ってニヤリと笑った。ツナも感心しているが…



こいつで地面をぶっぱなせば早いっスよ


…やっぱりね。
もの凄い笑顔で物騒な発言したよ、この子。







(これ10代目と…しゃーねーから蝶の分)

(んな───っ!!!/…私はちょっと…)

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