[前]夜空舞う、銀の蝶
3
「そんなに退学が嫌なら、なんでタイムカプセルを掘らずに帰るんだ?負け犬」
…少しの沈黙。
「「リボーン/だな?」」
ツナとハモった。
ツナは声のあった方を見る。
消火栓と書いてある上の小さな(リボーンにとって)窓が開く。中には…勿論リボーン。
「ちっせ───!!!」
ツナのツッコミ炸裂。
ど…どーしちまったんだ!?とツナは驚きの声をあげていた。
(……コレって、レ…)
「ツナ、避けて!」
ビュッとリボーンの口から舌が伸びた。
間一髪、私がツナを…突き…飛ばしたので、ツナの目にあたる事はなかった。
アレ。あたったら痛いよ、きっと。
じっと小さいリボーンを見ていると、ドロンとカメレオンに変わった。
そして、ガチャッと下のドア(?)が開いた。
あーもう!!変なモン作って!!嘘つくの苦手なんだぞ、私!!恭弥先輩にバレたらリボーンのせいにしてやる!!
私がそんな事を考えている間にリボーンがレオンの説明を始めた。
「こいつは形状記憶カメレオンのレオン
気配を消したから気付かなかっただろうが、ずっと頭にのってたんだぞ」
(気づいてたよ!!)
(…分かりやすかったもんね)
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