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[前]夜空舞う、銀の蝶
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持田センパイを倒してからツナに対する
みんなの態度が変わった。
不気味がる人もいるけれど、ダメツナって誰も言わなくなったし一目置かれるようになっていると思う。

ツナも家で
照れくさいけどうれしい
と言っていた。



「じゃあツナ、私行くね」

「うん、またクラスで」


私のクラスは、ツナと一緒で1-A。
だけど…
風紀委員の仕事が多いから、時間ギリギリまで仕事をしなくては終わらない。

…めんどくさい。





───カリカリ…

「…はぁ」

…終わった。
結局、一時間目の授業に出ないで仕事を終わらせた。

さて教室に戻ろう、と教室に戻れば…

…もぬけの殻。


「あれ…?」

何、コレ。
まさかの皆でボイコット?


教室を見回していると、後ろに気配を感じた。

…こんな近くに来るまで気配を消せる人なんて、リボーンかあの人以外に考えられない。




「…恭弥先輩、なんですか」

「ワオ、わかったのかい?」


後ろを見れば

黒い学ランを肩に羽織り、普段緩まない口元を緩ませた
雲雀恭弥がいた。


「何か用ですか、先輩」



そう言えば、口元に孤を描き
こう言った。





「今日、球技大会だよ」







(…ゎ…)

(忘れてたぁぁあ!!)

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あきゅろす。
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